古文を楽しむサークル、「吉祥寺 古典を読む会」2月の定例会を開催いたしました

7月に始めたこの会もはや7回目。先日の雪で足元の悪い中、私含め12人での会となりました。常連の方と、新しく参加される方とのバランスが良い塩梅で、和やかな雰囲気で進みました

源氏物語 巻四 (講談社文庫)/講談社

今日扱ったのは、『源氏物語』「薄雲」巻のはじめの方、明石の君の産んだ女児が、紫の上の養女として引き取られるあたりです。

「自分が娘を手放した方が、娘は
光源氏の娘にふさわしく成長できて幸せなのだ」と、明石の君は理解しているのですが、やはりためらわずにはおれません。クライマックスは、雪の残る寒い日、母子の悲しい別れの場面。

光源氏の輝く栄華の裏にある女性たちの苦悩に迫る回となりました

明石の君 (人物で読む『源氏物語』)/勉誠出版


参加された方の声を一部ご紹介します

「最近、古典に興味が出てきました。なかなか1人では読めないので、こういう機会があることをラッキーに思っています。自分が『源氏物語』に触れることができたなんて、全く驚きです」(男性)

「明石の君の心の動きを細かく追いながら読みましたので、葛藤する姿が目に浮かぶようでした。現代にも彼女のように思い悩む女性がいるなぁと思ってしまいました。先生のお話しはわかりやすく面白いので、本を読むのとはまた違った感覚を味わえます」(女性)

「外には雪がまだ残る中、”薄雲”のこの場面はとてもタイムリーでしたね。明石の姫君の可愛らしさが印象に残りました」(女性)

「吉祥寺古典を読む会」次回は、3/9(日)14時

和歌のありようを規定したバイブル、『古今和歌集』。紀貫之の歌論ともいえる序文「仮名序」と、春らしい風物を描いた和歌を味わいます

単発参加も継続参加も歓迎いたしますので、お気軽に



★ホームページはこちら国語・古典作品に関するブログや著書(『正しい日本語の使い方』、『大人の文章術』、『源氏物語を知りたい』、『百人一首を知りたい』、『東大生の超勉強法』(全て枻出版社))でも情報を発信しています。