毎月、季節を感じる作品をお持ちして、はや十数回。「なかなか外出する機会の少ない方にも、それぞれの季節を感じていただけるようにしたい」という思いで取り組んでいるボランティア活動ですが、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようで、何よりです。
今日は、秋のはじめに読みたい俳句・短歌を皆で味わいました。
まさに「秋来ぬと…」(秋が来たんだと目にははっきり見えないけれど、風の音にふと気付かずにはいられなかったんだなぁ)という和歌がぴったりな、涼しくなり始めた日に扱うことができて良かったです。
◆今日読んだ俳句・短歌
・秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行)
・赤とんぼ筑波に雲もなかりけり(正岡子規)
・秋空を二つに断てり椎大樹(高浜虚子)
・柿くえば鐘がなるなり法隆寺(正岡子規)
・行水の捨てどころなし虫の声(上島鬼貫)
・涼風の曲がりくねって来たりけり(小林一茶)
・名月をとってくれろと泣く子かな(小林一茶)
・月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど(大江千里)
・秋風にたなびく雲のたえ間より漏れ出づる月の影のさやけさ (左京大夫顕輔)
・秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
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