
NHK「アスリートの魂」で、
日ハムの栗山監督が取り上げられていました。
彼は、選手から解説者・評論家に進んだ人で、
コーチなどの指導者経験がない状態で、
いきなり監督に抜擢されました。
しかも、日ハムは昨オフに、
絶対的エース・ダルビッシュ投手が抜けたところ。
困難も予想されていましたが、
栗山監督は見事、監督就任1年目で、
パ・リーグ優勝を成し遂げました。
栗山監督のスタンスがよく示されていたのが、
今年、4番に定着した中田翔選手に対する姿勢でした。
「単に、自分が打つというだけでなく、
チームを勝たせる4番に育てたい」
栗山監督はそんな思いで、
開幕から中田を4番に起用しますが、
何と、24打席連続ノーヒット。
なかなか打てなくて、本人も焦っていたでしょう。
それでも、栗山監督は中田を信じ、
4番として起用し続けます。
そして、25打席目。
初ヒットは、試合を決定付けるホームラン。
中田はそのまま、今シーズン4番に定着して大活躍。
日本シリーズでは、
デッドボールで怪我をしながらも、
地元・北海道での2連勝に貢献し、
チームを背負う4番に成長しつつあります。
こんな風に、信じて育てるのが、
栗山監督のスタンス。
きっと、選手からしたら、
同じようにプレッシャーを感じるとしても、
「ダメだったら見棄てられる」というよりは、
「信じてくれる監督の期待に応えたい」という方が、
力も発揮できるのではないでしょうか。
…とは言え、
「信じる」というのは、
「言うは易し、行うは難し」です。
相手への深い愛と、
潔い覚悟がないと出来ないことです。
自分は、生徒に向かうとき、
信じることができているだろうか?
あるいは、信じようとしているだろうか?
そんな問いを立てながら見た番組でした。
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