私が、先生をやっていて一番せつないのは、
入試の結果が出たときに、

「先生、ごめんなさい」

と言われた瞬間です。


本当に、謝る必要なんて全然なくて、
むしろ、指導が及ばなかったことを責められてしかるべきです。

それなのに、そう言われると、
切なく苦い、何とも言えない気持ちになります。

そして、

「今は、私のことなんかどうだって良いから、
 自分の悲しみや悔しさのことだけ考えれば良いんだよ。」

って強く思います。



ただ、もしも、私にそう言う生徒達の内心に、
「落ちて呆れられたかな、嫌われたかな…」
という思いがあるとしたら、
私は、しっかりとその発言を受け止めた上で、
本気で伝えてあげたいと思っています。


「あなたは私の自慢の生徒だよ、
 誇りに思っているし、大好きだよ。」


ってね。