【百万円と苦虫女】に続いて、蒼井優つながりで、
映画【フラガール】を観ました(*>ω<*)

フラガール(スマイルBEST) [DVD]



☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

  Wikipediaより

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

『フラガール』は、2006年9月23日全国公開の日本映画。
シネカノン制作・配給。

公開前はそれほど注目されていなかったが、
口コミによって評判が伝わり、
ロングラン上映をする劇場が多く、
最終的には目標を上回る観客動員125万人、
興収15億円という大ヒットとなった。

第79回アカデミー賞の外国語映画賞の
日本代表に選出(本選の第1次選考で落選)。

第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれたが、
大手映画会社4社(東映、東宝、松竹、角川)以外の作品が受賞するのは
1996年の『午後の遺言状』(日本ヘラルド映画)以来11年ぶりである。


♪♪♪ あらすじ ♪♪♪

昭和40年(1965年)、大幅な規模縮小に追い込まれた
福島県いわき市の常磐炭鉱。

危機的状況の中、炭鉱で働く人々は、
職場を失う現実・苦悩に立ち向かう。

そんな中、町おこし事業として立ち上げた
常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の
誕生から成功までの実話を描いた。

ハワイアンミュージックと本格的なフラダンスショーが描かれる。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★



蒼井優ちゃん演じる紀美子が成長していく姿も、
可愛くて、爽やかで、素敵だったんですが…


それ以上に惹かれた登場人物が、
もともと東京の歌劇団で活躍していて、
今回、フラダンス指導者として招聘された、
まどか先生(松雪泰子)。

最初は、過去の栄華をやたらと鼻にかけていて、
田舎を見下し、
全く皆と馴染もうとしない、
気取った、物凄くヤな感じの女性だったんですけど、、、

変わるんですよねぇ(*^U^*)



舞台袖でヒヤヒヤしながらフラガール達を見守ったり。

「できないならできないわりに
助け合うとか励まし合うとか
そういう気持ちはないわけ?」

と皆の仲間割れに激怒し、バスを降りてひとりで帰ろうとしたり。

公演前に、炭鉱で起きた事故を心配して泣くフラガール達に、
「"親の死に目にも会えないのがプロよ、
できないなら帰りなさい、
踊れる子だけ残って"

…って昔の私だったら言ってたかな

帰るわよ」
と言ったり。



常磐ハワイアンセンター所長の吉本さんが、まどか先生に、
"先生、いい女になったなぁ"
と声をかける場面があります。

「いい女になった」のは、まどか先生が、
自分とは違う、能力・境遇・価値観を知り、受け止めて、
深みや厚みを増していったからだと思うんです。




そんなまどか先生だったり。

事故に遭った父親が心配な中、
踊るべく、鏡に向かって必死にスマイルを作ろうとする小百合だったり。

椰子の木に"クリスティーナ"と名付けて
大切に大切に育てる常磐ハワイアンセンターの職員だったり。


たくさんの人達が、
ヤマの未来を切り拓くために、
常磐ハワイアンセンターの準備に打ち込みます。

その姿が、
炭鉱に固執し、ハワイアンセンターを非難していた保守派にも、
少しずつ影響を与えていきます。


娘が常磐ハワイアンセンターで踊ることに強固に反対し、
その結果、娘が家から飛び出していっても止めなかった、
紀美子のお母さんが、
終盤で保守派に対して語る言葉は、
涙なしには見られませんでした。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。



"仕事っつうのは
暗い穴の中で
歯食いしばって
死ぬか生きるかで
やるもんだと思ってた

んだけど
あっだふうに踊って
人様に喜んでもらえる仕事が
あってもええんでないか

オラにはもう無理だけんど

あの娘らなら
みんな笑顔で働ける
そっだ新しい時代
作れるかも知んねえって

こんな木枯らしくらいで
あの娘らの夢潰したくねえ"





♪♪♪ キャスト ♪♪♪

常磐ハワイアンセンター関係
平山まどか-松雪泰子(カレイナニ早川<早川和子>常磐音楽舞踊学院最高顧問がモデル)
吉本紀夫-岸部一徳(中村豊 常磐炭礦元社長がモデル)

フラガールズ
谷川紀美子-蒼井優(常磐音楽舞踊学院1期生 小野<旧姓豊田>恵美子がモデル)
木村早苗-徳永えり
熊野小百合-山崎静代(南海キャンディーズ しずちゃん)
佐々木初子-池津祥子
神山愛子-浅川稚広
蔦谷米子-安部魔凛碧
相馬純子-池永亜美
宮田比呂子-上野なつひ
岩田律子-内田晴子
内藤恵子-直林真里奈
小野寺ひらめ-近江麻衣子小川直子-楓
岡本真理子-栗田裕里
武藤澄江-田川可奈美
福田将美-千代谷美穂
柳里子-豊川栄順
田口ゆき絵-中村雪乃
芦屋めい-中浜奈美子

常磐炭鉱の人々、他
谷川洋二朗-豊川悦司(紀美子の兄)
谷川千代-富司純子(紀美子の母)
木村清二-高橋克実(早苗の父)
木村好恵-小野愛莉(早苗の妹)
木村実-高橋朗(早苗の弟)
木村美代-畠みゆう(早苗の末の妹)
佐々木太郎-鈴木寛弥(初子の息子)
石田-寺島進(まどかを追いかける借金取り)
猪狩光夫-三宅弘城(洋二朗の親友。ハワイアンセンターに転職する)
熊野五郎-志賀勝(小百合の父)
炭鉱労働組合幹部-大河内浩
若松浩司-菅原大吉(常磐炭鉱の労務係長)
徹-眞島秀和(元炭鉱夫。ハワイアンセンターに転職しバンドマンとなる)