自分が内向き・後ろ向きになっていると感じたときは、
無料や、有料でも3000円くらいまでのセミナー・講演会を探して、
外向き・前向きなエネルギー充填を試みます。



そんな中で見付けた、茂木健一郎さんの講演会。
http://www.bookfair.jp/seminar/index.html

東京国際ブックフェアという出版系展示会の基調講演だったんですが、
日曜に、話題の人の講演がタダで聞けるということで、応募者が殺到、
4000人を超えたために急遽、サテライト会場も用意されていました。




…が。

講演自体は、内容が薄かったり胡散臭かったりする上に、
自慢げな語り口が鼻について、
とってもガッカリな感じでした( ̄ω ̄;)

(途中から、何故こんな彼が時代の寵児なのかを考えていましたよ…笑)



「すごい小説って本当すごいんですよ!!」
という同語反復のフレーズを何度も繰り返しながら、
夏目漱石の小説や「赤毛のアン」について、

"皆さんは気付いてないでしょうけど、
あの作品にはこんな深い意図がこめられているんだって
僕は気付けちゃいました、教えてあげましょうかー"


という自慢を、ダラダラと90分間しゃべり続けた感じでした( ̄皿 ̄)



講演内容から辛うじて取り出した、気付きを2点メモ。




★文学作品を、作家の直筆原稿で読むと、
ミーハーな感激はあっても感動は薄い。
活字化され、作家本人の個性を脱してこそ、
読者が純粋な文学体験ができ、文学は普遍的な力を発揮する。


(字が肉筆か活字かの次元の問題というよりは、
作者と作品と読者の関係性という点で、大学でかじったテクスト論をふと思い出しました。)




★チカラを持つ文学作品のテーマは、
時間差をもって、読者に腹落ちすることが多い。