NANA恋愛勝利学 (集英社文庫)/香山 リカ



読みました(*´∇`*)

香山さんが、NANAのハチやナナの恋愛を分析しつつ、自身の恋愛観を語る一冊です☆彡






今の私にすっと入ってきたのは、

出会いは求めるものではなく、気づくもの。
そして、そのために必要なのは、
出会い以外の何かを求める集中力とエネルギー。


という一節。

「彼氏がほしーいッ!!!!」とがっついているときには、なかなかイイ人が見付からないものです;;
…が、そのガツガツさを緩めて、
仕事や趣味、友達との遊びなんかに邁進しだすと、
不意に素敵な人が身近にいるものです(*´∇`*)


何かに邁進している姿がキラキラしているから、
素敵な人を引き寄せるという面もあるのでしょうが、
香山さんいわく、
何かに夢中なときは集中力やアンテナが研ぎ澄まされるから、
出会いをキャッチする感性も敏感になっちゃうんだそうです☆★








他には、、、


(失恋後も落ち込む時期が全くなくて)いきなり元気いっぱい、
新しい恋の喜びでハッピー、な人のほうが危険。
そういう人は、失恋の心のダメージを自分で隠しているだけなので、
数ヵ月後や数年後、思わぬときにそれが一気に押し寄せてくる可能性があります。



…きっと、私にとって、昨年の後半はそういう時期でしたね;;
1回の失恋のショックだけじゃなく、
これまでの恋の失敗が全部全部圧し掛かってきた感じでした。。。

あれは、もうしんどいので、、、

悲しむべき時期にきちんと悲しむ。
涙を流すべき時期にきちんと泣く。


ようにしたいと思います(>▽<;;








↓↓ 他にも、香山さんのことばで印象的なものを羅列しておきます ↓↓




「結婚しよう」は「愛しているよ」の最上級なんだ、と思い込んでいる


(危険人物に接近する女の子のウラには)
「私だってホントはつまらない人間なんだから、あの人がお似合いなんだ」という劣等感


ことばを使ってきちんと彼と会話ができるかどうか、というのは、あたりまえだけれど、
今の恋愛で意外に忘れられていることだと思うのです。







また、随所に引用されていた「NANA」のマンガの中で忘れられないフレーズは…


空っぽのあたしは
性懲りもなく
恋をする事でしか
自分を
満たせずにいた