揚田.あきさんのblog

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自分の欲を隠そうとする人

自分の欲がばれているから、言い訳でせめてごまかそうとする人

自分の欲がばれているからこそ、潔く欲を認め、
事件が起こった場合謝れる人

自分の欲に対して、素直に発表し、
欲が間違っているならば、是非とも正して貰いたいと願う人

人は本当にそれぞれですね


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という記述がありました。


まず単純に”自分はどの区分に属するだろうか”ということに始まり、
去年からずっと考え続けている、
欲との向き合い方・付き合い方というテーマについて、
色々考えさせられました。





去年、仏教に一時期ハマってて、
仏教全般や般若心経についての入門書を読みあさったんですけど、、、
般若心経のこころ―とらわれない生き方を求めて/瀬戸内 寂聴


般若心経入門―生きる智慧を学ぶ (日経ビジネス人文庫)/ひろ さちや




欲、いわゆる"煩悩"の存在って認めたくないですよね?

それを逃げずに直視し、
そこから解脱しようとするんだけど、
なかなか上手く出来ずに葛藤する過程
が、
シャカを含めた仏教者の生き様であり、
仏教の教義そのものであるように感じられ、
親近感を覚え、ハマっていったんですねぇ。。。





生徒の前に立つ講師という職業に就き、
こうやって毎日のようにブログを書き、
人に見られることや、人に見せることを、常に意識しているからか、
良い自分でありたいという思いがあって、
自分の中にある、時には汚く醜い欲を認められずにいました。

過剰なまでに、清く、真面目に、デキる人を目指してしまう傾向にあったんですね。



それが、瀬戸内さんの著作に触れ、
確実に、自分の中にあって、でも、直視せず、存在を否定していた、
好きな人を好きだと思い執着すること、とか、
みっともなくてもやめられない趣味があること、とか、
美味しいものをめいっぱい食べたいと思うこと、とか、
周囲に認められたい・褒められたいと思うこと、とか、
そういった様々な欲の存在を、
プラスもマイナスもなく、
受け容れることができたように思います。


受け容れるところまでが、去年の成果。
そこから、どう行動するか、が、今年の模索課題です。。。