UR都市機構が発行しているフリーペーパーで、
”アジアの秘境”ブータン
暮らしが紹介されていました。



中国とインドに挟まれたブータンは、
唯一のチベット仏教国で、
20世紀後半まで鎖国状態だったため、
電気・乗用車・電話・テレビなどが普及し始めたのは
21世紀に入ってからなんだそうです(ノ゜⊿゜)ノ

だからこそ、手付かずの美しい自然や、
自給自足に基盤を置いた伝統的な生活文化が
保たれているんですね^^


GDPで見ると、世界161位という小国ですが、
近年は、前国王の提唱した
「GNH(国民総幸福量)」
という考え方でも
注目を集めています。



さて、今回の記事の中で、
私にとって、新鮮だったのは、
ブータンの家族に対する考え方。

たとえば…

男性が好きな女性の家に通い続けるうちに
知らぬ間に家族になっていたという
婿入り婚が中心であるというコト。

「最後に生まれたのだから社会的に一番不利なはず」
という考えから、
家族の財産を継ぐのは一番下の子どもの場合が多いコト。


苗字が存在せず、
血で繋がった家族より、
村というコミュニティ全体の連帯感覚が強いコト。




日本とは違うけれども、
確かな理由をもって形作られてきた家族の暮らし方。

異国の文化に触れ、
日本との違いを知ると、
一方で、世の中に普遍的に通じる大切なもの
感じ取ることもできるんですよね。