ブログネタ:男スイッチが入る瞬間

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水曜日は、休みか早上がりなので、
『働きマン』は欠かさず見てる。


『働きマン』と『サプリ』は、
私の仕事観に大きな影響を与えているマンガで。

働きマン (1) (モーニングKC (999))/安野 モヨコ
サプリ (1) (FC (335))/おかざき 真里
読みながら、登場人物の状況と自分を照らし合わせて、
もやもやもやもや色んなことを考える。

今回、『働きマン』が、ドラマになって、

さらなるインパクトをもたらしている。


(去年の『サプリ』の月9ドラマは、

『サプリ』の本質が骨抜きにされているので、

何も感じなかったけど。)






大学生の頃、
バイトが楽しくて楽しくて仕方ない自分は、
『働きマン』だと思っていた。


クラスの飲み会を横目に、塾の授業に精を出して、
予定にちょっとでも空きがあると、
単発のアルバイトを詰め込んで、
大学にちゃんと行きながら、
正社員並みのお給料をもらえていることを、
結構、誇りに感じていた。



…でも、いざ、社会人になってみて、
”意外と自分は「働きマン」ではない”
ということが分かってきた。



「24時間戦えますか!?」
なノリにはついていけない。

どちらかと言うと、
この前までPUFFYが出てたモード学園のCMの、
「好きなことでなら戦えるという
キャッチコピーの感覚に近い。



きっと、松方は、今は週刊誌の編集者として
「働きマン」をやってるけど、
もし別の部署に異動しても、別の会社に転職しても、
きっと猛烈に「働きマン」をやるんだろうと思う。

「あたしは仕事したなーと思って死にたい」人だから。

「仕事」が好きだから。




私は、そうじゃない。


その仕事が「好きなこと」であれば頑張れるし、
でも、そうじゃなきゃ頑張れない。
プライドもあるから、「成果は出さなきゃ」と思うけど、
手段として、割り切って、取り組む気がする。


大学時代にがむしゃらに働いていたのは、
1個1個、全部のアルバイトが好きだったから。

それ以上でも、それ以下でもない。




私は好きなことをいっぱいして死にたい。


だから、
仕事はしたいけど、
恋愛も大事。

10年経って、今の会社で仕事をしてるかは分からないけれど、
今の彼とは一緒にいたいと思う。

だから、松方みたいに、
がむしゃらに遅くまで働いたり、休日出勤したりして、
彼とすれ違うことになってまで、
仕事をしていたくはない。

でもでも、比重が、恋愛≧仕事というつもりはない。

等価値。

椎名林檎が『月に負け犬』で唄う、
「好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ」
の心境で、ギリギリのところでバランスを取ってる。


仕事には手を抜かないけど、
時間外勤務は避ける。
その、ギリギリの、バランス。

それを保つために、
発動する集中力のスイッチが、
松方の言う「男スイッチ」なのかもしれない。



・本を読みたい。
・セミナーに行きたい。
・おいしいものを食べたい。
・オシャレな街を歩きたい。
・スパやエステでくつろぎたい。
・ゲームで遊びたい。

そんな好きなもの欲が私の中にはいっぱいあって、
下手したら、皆、同じくらいの勢いで、
バランスをとってくれ、って要望を出してくる。


それはワガママっちゃぁワガママなだけだけど、
私の活動のモチベーションであることも間違いない。



がむしゃらに働く同年代の友達を見て、
そこまで仕事に夢中になれない自分に
負い目を感じたこともある。

でも、違う。

仕事が好きじゃないんじゃない。
他のコトも仕事と同じくらい好きなだけ。


そんな開き直った感覚が、
私なりの「働きマン」スタイル。