こんばんわ。株式会社インフィニティの林です。

「スマートフォン」と呼ばれるiPhoneですが、豊富なアプリ機能を利用すると、名前通りスマートな営業活動をすることが可能です。

どこら辺がスマートなのか、僕の例を挙げてみます。


iPhoneを販売する仕事をしていると、新規回線もありますが当然他社からの番号そのままの乗り換えのお客様もいらっしゃいます。

一般に言うナンバーポータビリティですね。(以下MNP)



MNPの場合、お客様が何を気にするかと言うと、まずは毎月のランニングコストです。ですが他社の料金プランは、D社もA社もSSからLLまで色々ありまして。。。

そのプランが適正なのか、パケット料金は幾らか、機種料金の残額はあるのかで、利用状況は千差万別なわけです。


ですからMNPのお客様への営業で、iPhoneに乗り換えた場合の料金プランの見積もりをしようとすると、まず今使っている携帯電話の料金の確認が必要になります。


通常の営業ですと、


①初回訪問で明細書のコピーをいただいて、一旦帰社。

②それを元に見積書を作成して、再度ご訪問。

③ご納得いただければその場で契約。あるいは検討


という流れですね。


どんな営業でもこの流れは普通だと思いますが、iPhoneの営業では効果的なプレゼンを披露するチャンスがあります。


①の初回訪問で明細書を見せてもらう際に、スキャンアプリ JotNot で明細書のPDFファイルを作ってしまいます。

これを本社の積算センターへメール送信。積算センターでは見積もりのプログラムが組んでありますので、5分もあれば見積書は作成できます。


その間に、JotNotの仕組みを話したり雑談を交わして、お客様との距離も縮めちゃいます(笑)


10分後には、エクセルファイルの見積書が僕のiPhoneに届きます。それをお客様にズームピンチで確認してもらっちゃうんです。


お客様は、

1.カメラ機能からPDFファイルが手軽に作成できて、それがメールで送れてしまうこと。

2.積算センターから10分かからず見積もりが届くこと。

3.エクセルファイルを受信・閲覧できること。


少なくともこの3点のメリットを、あっと言う間に体験できるというわけです。


ここで「ほう!」と少しでも思ってもらえたら、もっと他のiPhoneの機能を紹介していきます。

そして「欲しい」と思ってもらえたら、鞄から契約書を取り出すわけです☆



この営業方法には、実はもっとメリットがあります。

まず第一に、訪問数が減ることで営業コストがダウンできます。

ふたつめに、情報のやり取りをデジタルに行うことで、コピー費用や書類ストックの削減ができます。

みっつめに、PDFデータを流用することで、営業活動のデータ化の手間がずいぶんと省けます。

最後に、紙の使用頻度が下がるので、おそらく多少なりとも「エコ」ですww


PDFデータは自分のiPhoneにも残るので、Dropboxなどのオンラインストレージに入れておけば、後々データベースに活用することも可能です。

明細書やら見積書で、鞄をパンパンに膨らませる必要もありません。


ちょっと新しい「スマート」な営業方法だとは思いませんか?


こんばんわ。インフィニティの林です。

明日27日より、ソフトバンクの料金プランが変更されます。

ここで、「iPhoneに限って」今までの料金プランと何が変わるのかを、ちょっと詳しくお話したいと思います。


今までWi-fiバリュープラン(i)で申し込むと、iPhone 3GS 16GBが実質負担ゼロで購入することができました。Wi-fiバリュープラン(i)とは、パケット通信費を4,410円の据え置きとするプランです。


通常の携帯電話のパケット定額の料金プランは二段階制になっていて、最低金額が1,029円かかる代わり、最高料金も4,410円(PCサイトにアクセスした場合は5,985円)で済むようになっています。

1パケットあたりの課金に関して各社多少の違いはありますが、1,029円~4,410円(5,985円)の定額料は右へならえ状態ですね。

※ドコモ、AU、ソフトバンクで最低金額が390円から利用できるプランも、それぞれ用意されています。


携帯電話でどれだけインターネットにアクセスしても、料金の上限は4,410円(5,985円)で済む訳ですが、あまり利用がない月でも必ず1,029円は請求が来ます。

このパケット料金プランを、「毎月必ず4,410円」で契約すること、言い換えれば4,410円完全定額で契約をすると、iPhone 3GS 16GBの機種料金は実質負担ゼロにしましょう、というのがWi-fiバリュープラン(i)です。


計算してみると、


ホワイトプラン基本料金 980円+パケット定額 4,410円+メールオプション 315円=5,705円


5,705円+本来の機種料金 1,920円-月月割 1,920円=5,705円


となり、機種料金は実質負担ゼロです。

32GBの場合は、機種料金が2,400円で月月割が1,920円なので、480円の機種料金負担が出ます。


もし、完全定額制のWi-fiバリュープラン(i)で申込みせずに、通常の携帯電話と同じ二段階制のパケット料金プランで申し込むと、16GBで480円、32GBで960円の機種料金負担が出ることになります。

32GBの場合だと、機種料金 2,880円+ホワイトプラン基本料金 980円で3,860円になります。

イメージとしては、


ホワイトプラン基本料金 980円+パケット定額 1,029円+メールオプション 315円=2,324円


ここで気をつけなければいけないのは、16GBの機種料金負担が480円だから、2,324円+480円=2,804円とはならないことです。


二段階制のパケット料金プランで申し込んだ場合、本来の機種料金が2400円となり、ソフトバンクの割引(月月割)は1,920円なので、2,400円-1,920円=480円の差額となるわけですが、月月割1,920円は、「使用した通話料か、パケットやメールオプションなどのオプション費」から割引がされるので、もしiPhoneで3G回線をほとんど使わずに、パケット定額1,029円とメールオプション315円しか使わなかった場合、1,920円分を全額割引する部分がなくなるわけです。


ですから、二段階制パケット料金プランでiPhoneを契約すると、16GBの場合で毎月必ずかかる費用は、機種料金2,400円+ホワイトプラン基本料金 980円で3,380円となります。


二段階制パケット料金プランで、パケット定額の最高料金まで使えば、16GBで6,185円、32GBだと6,665円になります。



iPhoneでは「一応」4,410円据え置きのパケットプランと、二段階制のパケットプランの両方が適用できることになってますが、iPhoneでパケット料金を1,029円に抑えることはほぼ不可能です(笑)

普通に使っていれば、4,410円の上限なんて、一日で到達してしまいます。



無線LANが利用できる環境でのみ、Wi-fiを使ってインターネットにアクセスするのであれば、パケットを最低料金で抑えることができますが、「いつでもどこでも」快適にWEBアクセスが出来るのがiPhoneの魅力のひとつであることを考えると、果たしてベターな選択かどうかは疑問を感じます。


やはりここは、気兼ねなくインターネットに接続できるWi-fiバリュープラン(i)で、iPhoneを最大限に活用する方がメリットは大きいと思います。




上記が今までの料金プランの説明で、ここから新しい「バリュープログラム」の説明に入りたいと思いますが、実際あまり変わってないんですよね(笑)


Wi-fiバリュープラン(i)と同じ、パケット料金据え置き型で、「パケットし放題フラット」という新プランが出ています。

どれだけインターネットを利用しても、まったく利用しなくても料金は4,410円。毎月この定額を支払うことで、16GBの場合で機種料金の負担は実質ゼロになります。


ホワイトプラン基本料金 980円+パケットし放題フラット 4,410円+メール 315円=5,705円

5,705円+本来の機種料金 1,920円-月月割 1,920円=5,705円となります。


32GBの場合は、機種料金 2,400円-月月割 1,920円=480円の機種料金負担が出ます。


新しい「バリュープログラム」でも、「パケット定額 for スマートフォン」という二段階制の料金プランがありますが、16GBで機種料金負担が480円出るほか、パケット料金の上限も5,985円となるので、本当にWi-fi利用環境でしかiPhoneを使わない、という方以外には、絶対に損です。


パケットをほとんど使わない最低料金で抑えれば、毎月の支払いは基本料金 980円+機種料金 1,920円の2900円で済みますが、うっかりパケットが上限までいってしまうと、基本料金 980円+パケット費5,985円+メール 315円+機種料金負担 480円で7,760円になってしまいます。


パケットし放題フラットでの契約なら5,705円で済むので、2,055円もの差が出ます。


せっかくのiPhoneですから、どれだけ使っても5,705円と割り切ってガンガン使い倒す方が、コスト効率は間違いなく良いと思います。


これからiPhoneをお考えの方は、是非「パケットし放題フラット」でのお申込みを検討してください。

こんばんわ。インフィニティの林です。

前々回の記事で、Androidマーケットの今後を少々語りましたが、今回はiPhoneとAndroidのマーケット、言い換えると製品のプラットフォームがいかに違うかを考えてみたいと思います。


昨日、Twitterでスマートフォンを買おうと思っている友人が、Xperiaを検討しているのに、Androidとの関係が全く理解できていないというツイートをしました。

半ば冗談まじりでツイートしてましたが、ふとスマートフォンに馴染みのない一般ユーザーの方は、そのくらいの認識の人が多いのでは??と思ったのです。


AppleのiTunesなんかはiPodで先行サービスがありますから、けっこう認知度が高いんですけど、XperiaやHTC DesireのAndroidって、わりと知られてないかも知れませんよね。

そうなると、iPhoneとAndroid端末の違いって、理解している人はますます少ないんじゃないかと。。。

今非常にユーザーが急増しているこの2大スマートフォンですが、明確な違いがあります。よく「アプリの数が違う」と言われますが、それはAndroidマーケットが後発なので仕方ないことであり、現時点での状況を指しているだけです。

iPhoneで人気のアプリの焼き直しも相当数あるでしょうし、この二つのスマートフォンで利用できるアプリ数の差というのは、数年で大差なくなるでしょう。

Androidはカスタマイズがもっと詳細に出来る、という点もありますが、それを言うならiPhoneには飛び抜けてユーザビリティに溢れたユーザーインターフェースやエクスペリエンスがあります。

結果これらは単なる「差異」であって、はっきりとした違いではありません。
では、iPhoneとAndroidの違いとは何か?

それは、製品(端末本体)で利用できるサービス(アプリ等)を供給するプラットフォームの機能の差です。


iPhoneでは、端末のデザイン・素材の選定、装置・OSの開発、アプリのルールと承認、すべてをAppleが管理します。

そこには社是とも言うべき「アップルイズム」が貫かれていて、妥協を許さず、ブレも許しません。

Appleが「No」と思えば、App storeからアダルトアプリは一掃されますし、Adobe社のFlashも頑なに拒み続けます。

一見、非常に時代遅れな専制管理にも映るのですが、僕はユーザーの「体験の保証」のための措置だと思っています。

iPhoneを使う限り、Appleが目指した快適さを最大母数のユーザーに提供する。約束すると言ってもいい。

その為には、製品の中核を成す部分には全て手を入れるし、アプリのボタン配置ひとつにだって、サードパーティにあーだこーだ言わしてもらうと。
Appleが管理するんだよ、という意思表示です。

その代わり、非常に使いやすいスマートフォンに仕上がっていて、宣伝文句そのまま説明書がなくても「直感的に使える」素晴らしいパフォーマンスを実現できています。


一方、AndroidとはGoogleが提供するモバイル端末(携帯)用のOSであって、希望すれば誰でも自由に利用することができます。
もちろん無料で。

アプリを開発するサードパーティのデベロッパーは、公開されているAndroidのコード(プログラムのようなもの)をじっくり眺めて、自身の閃きをサービスにしてAndroidマーケットへ投入できます。
ある一定の範囲でルールを守っていれば、Googleの承認もほぼ必要ないわけです。

こう見ていくと、誰もがAndroidに分があるように思えます。
そのうちAppleは調子に乗ってると、痛い目見るよと。(敵は間違いなく居ますw)

しかしAndroidのマーケットは自由過ぎる余り、招かれざる客を呼び込む可能性が非常に高い。
悪意を持って混乱をもたらそうとする輩が、必ず出て来ます。

最近では2chのサーバーダウン、Google等の企業へのハッキング攻撃、いたちごっこのウイルス攻防。。。
これらがそっくりスマートフォン市場に引っ越してくるのが目に見えている訳です。

幸い?日本の携帯市場はガラパゴスと呼ばれる特殊な市場を形成して来ました。
ですから携帯電話でウイルス感染なんてピンと来ないかも知れませんが、海外市場では既に兆候はあります。

せっかくカスタマイズしたAndroidのスマートフォンをバリバリ使いこなしていたのに、ある日端末が突然死するなんて事が起きるんです。

もちろんiPhoneを使っていても、色んな危険性はあります。
Twitter内にもスパムは蔓延していて、これを防ぐ手立てはAppleにも有りません。

しかし、これらの危険性から出来るだけユーザーを遠ざける事は可能です。
その為にもアプリはあくまで「承認制」であり、開発に利用するソースコードも指定します。

色々反対意見も多いですが、個人的にはスマートフォン黎明期にあって、Appleなりのユーザー保護の一環と思う訳です。

Androidには、こうした制限は有りません。羊を保護する柵はなく、無限に広がる平野を走り回れる代わり、狼の侵入を防ぐ事も出来ません。

狼に遭遇したら、「運が悪かったですね」で終わり。
羊は自らの血肉をもって、代償を払わなければなりません。

Googleが提供するAndroidという発想は
評価すべきものです。
AppleのApp storeには内包しない、想像を超える可能性を秘めています。

ですがスマートフォン市場がまだ整備し切れてない現段階では、リスクを回避する責任は自己に委ねられるという事は、理解しておくべきです。

貴方はどちらを選びますか?


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