こんばんわ。インフィニティの林です。

明日27日より、ソフトバンクの料金プランが変更されます。

ここで、「iPhoneに限って」今までの料金プランと何が変わるのかを、ちょっと詳しくお話したいと思います。


今までWi-fiバリュープラン(i)で申し込むと、iPhone 3GS 16GBが実質負担ゼロで購入することができました。Wi-fiバリュープラン(i)とは、パケット通信費を4,410円の据え置きとするプランです。


通常の携帯電話のパケット定額の料金プランは二段階制になっていて、最低金額が1,029円かかる代わり、最高料金も4,410円(PCサイトにアクセスした場合は5,985円)で済むようになっています。

1パケットあたりの課金に関して各社多少の違いはありますが、1,029円~4,410円(5,985円)の定額料は右へならえ状態ですね。

※ドコモ、AU、ソフトバンクで最低金額が390円から利用できるプランも、それぞれ用意されています。


携帯電話でどれだけインターネットにアクセスしても、料金の上限は4,410円(5,985円)で済む訳ですが、あまり利用がない月でも必ず1,029円は請求が来ます。

このパケット料金プランを、「毎月必ず4,410円」で契約すること、言い換えれば4,410円完全定額で契約をすると、iPhone 3GS 16GBの機種料金は実質負担ゼロにしましょう、というのがWi-fiバリュープラン(i)です。


計算してみると、


ホワイトプラン基本料金 980円+パケット定額 4,410円+メールオプション 315円=5,705円


5,705円+本来の機種料金 1,920円-月月割 1,920円=5,705円


となり、機種料金は実質負担ゼロです。

32GBの場合は、機種料金が2,400円で月月割が1,920円なので、480円の機種料金負担が出ます。


もし、完全定額制のWi-fiバリュープラン(i)で申込みせずに、通常の携帯電話と同じ二段階制のパケット料金プランで申し込むと、16GBで480円、32GBで960円の機種料金負担が出ることになります。

32GBの場合だと、機種料金 2,880円+ホワイトプラン基本料金 980円で3,860円になります。

イメージとしては、


ホワイトプラン基本料金 980円+パケット定額 1,029円+メールオプション 315円=2,324円


ここで気をつけなければいけないのは、16GBの機種料金負担が480円だから、2,324円+480円=2,804円とはならないことです。


二段階制のパケット料金プランで申し込んだ場合、本来の機種料金が2400円となり、ソフトバンクの割引(月月割)は1,920円なので、2,400円-1,920円=480円の差額となるわけですが、月月割1,920円は、「使用した通話料か、パケットやメールオプションなどのオプション費」から割引がされるので、もしiPhoneで3G回線をほとんど使わずに、パケット定額1,029円とメールオプション315円しか使わなかった場合、1,920円分を全額割引する部分がなくなるわけです。


ですから、二段階制パケット料金プランでiPhoneを契約すると、16GBの場合で毎月必ずかかる費用は、機種料金2,400円+ホワイトプラン基本料金 980円で3,380円となります。


二段階制パケット料金プランで、パケット定額の最高料金まで使えば、16GBで6,185円、32GBだと6,665円になります。



iPhoneでは「一応」4,410円据え置きのパケットプランと、二段階制のパケットプランの両方が適用できることになってますが、iPhoneでパケット料金を1,029円に抑えることはほぼ不可能です(笑)

普通に使っていれば、4,410円の上限なんて、一日で到達してしまいます。



無線LANが利用できる環境でのみ、Wi-fiを使ってインターネットにアクセスするのであれば、パケットを最低料金で抑えることができますが、「いつでもどこでも」快適にWEBアクセスが出来るのがiPhoneの魅力のひとつであることを考えると、果たしてベターな選択かどうかは疑問を感じます。


やはりここは、気兼ねなくインターネットに接続できるWi-fiバリュープラン(i)で、iPhoneを最大限に活用する方がメリットは大きいと思います。




上記が今までの料金プランの説明で、ここから新しい「バリュープログラム」の説明に入りたいと思いますが、実際あまり変わってないんですよね(笑)


Wi-fiバリュープラン(i)と同じ、パケット料金据え置き型で、「パケットし放題フラット」という新プランが出ています。

どれだけインターネットを利用しても、まったく利用しなくても料金は4,410円。毎月この定額を支払うことで、16GBの場合で機種料金の負担は実質ゼロになります。


ホワイトプラン基本料金 980円+パケットし放題フラット 4,410円+メール 315円=5,705円

5,705円+本来の機種料金 1,920円-月月割 1,920円=5,705円となります。


32GBの場合は、機種料金 2,400円-月月割 1,920円=480円の機種料金負担が出ます。


新しい「バリュープログラム」でも、「パケット定額 for スマートフォン」という二段階制の料金プランがありますが、16GBで機種料金負担が480円出るほか、パケット料金の上限も5,985円となるので、本当にWi-fi利用環境でしかiPhoneを使わない、という方以外には、絶対に損です。


パケットをほとんど使わない最低料金で抑えれば、毎月の支払いは基本料金 980円+機種料金 1,920円の2900円で済みますが、うっかりパケットが上限までいってしまうと、基本料金 980円+パケット費5,985円+メール 315円+機種料金負担 480円で7,760円になってしまいます。


パケットし放題フラットでの契約なら5,705円で済むので、2,055円もの差が出ます。


せっかくのiPhoneですから、どれだけ使っても5,705円と割り切ってガンガン使い倒す方が、コスト効率は間違いなく良いと思います。


これからiPhoneをお考えの方は、是非「パケットし放題フラット」でのお申込みを検討してください。