広島の平和記念式典に初の米国代表として出席したルース駐日大使は6日午前、
大使館を通じて「未来の世代のために、私たちは核兵器のない世界の実現を目指し、
今後も協力していかねばならない」とのコメントを発表したらしい。
そんなことは当然である。
ところで、なぜ今まで出席してこなかったのに突然現れたのか。
日本の政権が変わり普天間問題の解決の行方へ向け我々はベストを
尽くしているといったパフォーマンスのように映ったのは私だけだろうか。
当然、犠牲者の方、その遺族、広島も長崎も沖縄も今まで出席すらしないで
いまさらになってから来るという姿勢に非常に憤りを感じているはずだ。
しかし、平和を願う宣言には小学生が平和記念式典で広島の小学生2人が
心を込めて読み上げた「平和への誓い」に涙がこぼれた。
本当に心を打つ誓いだった。将来へ向けた力強いメッセージ。
本当に彼らは小学生だろうかと思うほどであった。
この平和への誓いは、本来爆弾が投下された瞬間にその現場にいた人が
行えば、それ以上の説得力はないはずだ。
しかし、小学生が行うということはまさしく将来へ向け世界へ平和を
訴えるときだからではないだろうか。自分達が大人になっても安心安全で
住める社会を保障してくれよというメッセージでもある。
今日この誓いを直接見届けたルース駐日大使は一言一句理解した上で
米政府にフィードバックをするべきである。
核軍縮が進むなら、基地の縮小、飛行場の返還などは普通な流れのはず。
今日の米大使の出席が単なるパフォーマンスではなく、これが早期解決の
きっかけだったと将来言われるよう今後の協議にいかしてもらいたいである。