今回は、面接官からよく聞かれる質問を挙げてみます。
1)学生時代に何か苦労されたことはありますか?
これは就活生の人柄や人間性を確認したいのです。
<なぜなら>
・大変なことを乗り越える根気があるか?
・どんな努力をしたのか?また、どう乗り越えたか?
・その時にどんなことを考えたか?何を学んだか?
・その機会をこれからどのように生かしていくか?(できれば、仕事にどう生かしていくか?)
答えは、あなたの経験をそのまま伝えれば良いです。飾る必要はありません。
でも、基本である「結論(一言)⇒理由(一言)⇒具体的なエピソード(重点的に)」を意識して下さい。
2)メーカーの海外進出についてどう思いますか?
日本の中だけでモノ作りを続けることは難しいので、海外に出るというのは自然な流れです。
答えとしては、
・(メーカーの)お客様が海外に出ている現在、それに合わせて海外に進出することは必要なこと。
・お客様の要望をタイムリーに実行することが重要であるので、お客様の傍でモノ作りをすることが基本。
・円高における海外生産のメリットも有る。人件費の安い海外で生産し、日本に輸入することがコスト・ダウンにつながり、お客様へ適切な価格で製品を提供できる。
3)次に海外進出するなら、どの国が良いと思いますか?
メーカーのお客様が多く進出していて、安価な労働力が確保できるアジア諸国となります。
中国は定番ですが、ここ数年で人件費が2倍以上に上がってきています。
(それでも進出する企業も多いです。人口が多いため、市場価値があるからです。)
人件費が安くて、労働人口(若い世代)が多く、真面目で勤勉な国で、教育レベル(識字率)が高いといったら、
・ベトナム(平均年齢:28歳、ベトナム戦争の影響)真面目で勤勉。経済成長が著しく、活気がある。日本の高度経済成長期と似ている。
ハイフォン市(首都ハノイの東にある港湾都市)は近年日本企業が多く進出しているので、候補地として良い。港を拡張中。(ベトナムで第3の都市。ハノイ⇒ホーチミン⇒ハイフォン)
・ミャンマー(識字率:90%):軍事政権が開放路線を発表し、外国企業を盛んに誘致している。この国も真面目で勤勉。多くの日本企業が進出を検討。
(アウンサン・スー・チー氏が自宅軟禁から解放されたのも好印象。)
※ネット等で、労働者の平均賃金/月を確認しておくと良いです。数字を挙げたほうがアピール効果大です。
(参考:労働者の平均賃金/月-中国:約$350、ベトナム:約$150、ミャンマー:約$70。
出展:JETROの2012年4月 第22回アジア・オセアニア主要都市・地域の投資関連コスト比較)
4)この円高に、どう対応すれば良いと考えますか?
これも結構な割合で聞かれる質問です。日頃からニュースを見て、日本を取り巻く経済状況を知っているか?自分なりの考えを持っているか?を確認するためです。
上記3)の内容となりますが、
・コア(核)技術を持っている研究開発部門は日本に残すべき。
なぜなら、海外への技術流出は避けるべき。(アジア諸国の発展は目覚ましい。)
・しかし、研究開発部門だけではモノ作りに不十分。製造部門である工場のフィードバック(生産コスト削減の提案)が不可欠のため、ハイスペック(値段の高い製品)用の工場は日本に置く。
これぐらいでしょうか。よく分からないことは答えないのがベスト。
(文系の就活女子であれば、技術のことは知らなくても良いです。テレビや新聞で流れる内容程度でOKです。)
5)もし工場に配属されたらどうしますか?
この質問も多くなされます。同様の質問としては、希望しない部署に配属されたらどうしますか?です。
答えは当然、「どの部署に配属されても、与えられた仕事を一生懸命にやるだけです!」
「どの仕事がイヤということはありません。どの仕事も企業にとって必要なものだからです。」
これで完璧です。
6)大学での専攻を仕事でどう生かせますか?
この場合は、みなさんが学んできたことを、そのまま答えれば良いです。
この場合、あまり大きなことを言わないほうがベターです。
実際に配属されたら、こんなことができる、こんなことをしてみたい、ということを皆さんなりの言葉で伝えれば良いです。
(その企業に入って、どんなことがしてみたい?という質問と同じです。)
7)英語はできますか?
結構な割合で聞かれます。
TOEICで600点以上あれば、それを答えれば良いです。この場合、「英語でコミュニケーション(英会話)はできますか?」とも聞かれますので、「出来ます!問題ありません!」と答えてください。(ちょっと自信の無い方は、入社までにしっかり勉強しておくこと。)
また、それほど英語力に自信が無い方は、「大学・短大で勉強してきたので、“読み・書き”は問題ありません。英会話については、入社までにしっかり勉強してきます。」と答えてください。
※NGワード:できません、自信がありません等は禁止です。面接はアピールの場。
“出来ることをしっかり伝える”。できないことは、“入社までに勉強します”でOKです。
(就活生の多くが英語を話せません。英語力のある就活生はメーカーを志望しないので、ご安心を。)
8)他にはどのような企業を受けましたか?
これは正直に答えれば良いです。
既にメーカーを何社か受けている場合は、「メーカーを中心に受けています。」
メーカーを受けるのが始めての場合は、メーカー志望に変更した理由(就活中にメーカーに興味が涌いてきた等)を話してください。
具体的な企業名は答えなくて良いです。あくまでも業種でOK.です。