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温季との別離から、しばらく。


表面上は相も変わらず、スーパーマン仮面を貫いて。


桂は日々、高みへと近づいておりました。


影響など、どこにも出ていないはず。


そもそも温季の存在を、知る者自体がごくわずかですしね。



( ´曲`)「・・・桂、お前、どうするんじゃい?」


(- L -)「・・・・・・さあ。」


( ゚ω^ )ゝ「せめて朝晩ぐらいは食べなさいよ。あと、お酒やめて。」



ジャンルこそ違えど、同様の役割を担う者。


時に行動を共にし、目標を同じくする者たち。


彼らにはね、色々筒抜けでしたけれども。


でも不思議と、強く桂を諌める者はおりませんでした。




桂には、独特の威圧感がありまして。


そして、限度を超えた無口さも・・・きっと要因の一つでしょうね。


放っておくと、一カ月でも二カ月でも話さないかも知れない。


彼にとっての言葉は、単に連絡事項を伝えるためだけのツールです。


笑わないし、喋らない。


図体もデカイし、態度もデカイ。



( ´_ゝ`)「誰も好き好んで、アンタと一緒にいたくないんでしょうよ。」


(=゚Д゚=)「せめて愛想笑いぐらい覚えなよ?スマイル0円だろ^^」


(- L -)「・・・・・・・・」



元々がね、こんな調子でしたから。


温季とのアレコレのせいで、さらにダーク化した彼は最早魔物。


多少は距離の近い旧知の彼らでさえ、もうお手上げ状態ですね☆




嫁(n‘∀‘)「・・・あれ?いつも笑顔だし、比較的よく話すよね??」


夫(- L -)「男の外の顔は別腹ですよ^^」



温季は長年、気付かずにいましたが・・・


桂は、トンデモナイ二重人格スーパーマンでした(笑)


物腰柔らかく、温和で、いつも朗らかな笑顔。


これもね、実際に彼の本性なのですが。


何故か、外に向けて見せる顔は、いつも無表情な完璧仮面。


誰も寄せ付けず、誰にも心を開かない。


そのくせね、何故か女関係はだらしない?




病みに病んでる最中も、酒に溺れようとしてみたり。


いっそ女に溺れようとしてみたり。


軽やかに割りきってくれる「お友達」なら、相当数いますから。


酒癖の悪い桂、酔うと記憶がなくなって。


その夜、共に過ごした女性のことはうっすら記憶に残る程度?



(=゚Д゚=)「・・・と、いうのが外向きの状況説明。」


( ´_ゝ`)「本当はザル。酔いたい時にすら、酔えない程に。」



そういうことにしておいて、適当に遊び呆けていたそうです。


相手もそれが分かっていて近づいてくるパターンだから、後腐れなし?


少なくとも、本気を求めることは不可能だと理解しているのでしょうね。




でもきっと本当は、桂も救いを求めていた。


可能であれば、忘れてしまいたい。


何もかも忘れて、新たな道を見つけることができたら・・・幸せかな。


そう思ったからこそ、酔えない酒を浴びるほど飲み。


ただただ、闇に溺れたのでしょう。



それは私にも、身に覚えのある話です。


どうして桂を、忘れられないのか。


いっそ記憶の何もかもを捨てて、何も知らない新世界に行けたら・・・と。


思わなかったわけじゃない。


でも、何かダメでした。


・・・そっちの方が、怖い気がして。




 次回へ続く




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