ANT⑦ アンテナ関連整備 最終作業 | シゲラエリアンのブログ

ANT⑦ アンテナ関連整備 最終作業

ANT⑦
アンテナ関連整備 最終作業






ローテータ用コネクター接続線6本の接続先は良いか再確認。
 
 

 

 

 

 

 


コントローラメーカの図面チェック
コントローラ・レバーの操作で図面通りAC電圧を出力することを再確認。また方位関係の抵抗値はメーカ不詳のローテータに近いことが判明。
 







方位表示のチェック。メーカ不詳のローテータ駆動線にDC12V電源を,方位線はコントローラ端子へ接続。その後ローテータを回転させさせたところ、コントローラは回転角度に近い表示を示してくれた。(写真は左下から時計回りに,DC12V電源,ローテータ,コントローラ)
 







ローテータを左右に簡単に回転させるため、ACリレーとソケットを調達する。
 







アルミ板も調達しコントローラの大きさに合わせカット。
 







リレーソケットなどを取り付けのためアルミ板を穴あけ。

 
 

 

 

 

 

リレーおよびソケットを取り付け。
 






次に、PC電源ユニットを流用するため、ユニット各配線のDC出力電圧を再確認
 







 PC電源ユニットの不要なDC出力線を切断。
その後リレーを設置したアルミ板をコントローラに取り付け、固定。
 





コントローラ・レバー操作によりACリレーを作動させ,PC電源ユニットからのDC電圧・極性を交互に出力させるように配線、改造する。
 







配線に端子等も取り付け、整える。

 

 

 

 

 

 

単体テスト。レバー操作でACリレーと同時にDCリレーも動作し、出力と極性が良好か確認。
 







同様に反対側の出力と極性を確認。結果共に、良。
 







配線に記号等を貼付け。
 







ケーブルで、ローテータとコントロール間をつなぎ再チェック。
 








最終作業。屋外に屋根馬、ローテータ、アンテナなどを設置、一方、ローテータとコントローラ間は通信ケーブルで,アンテナとリグ間は同軸ケーブルで接続。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

その後、コントローラ・レバーで希望の方角、東西南北にアンテナが向くか,動作はスムーズか,方位表示は良いか,アンテナのマッチングは良いかなどテスト。
結果、方角、動作、表示は良好、アンテナはSWR微調整が必要。
 



 

 

 

今回調査した結果と自作案を忘れないよう図として作成、書いてみる。【上が調査のローテータ、下が自作案。R,Lレバー同時押しでも補助側R,L接点は同時ONしない仕組み。 Adobe Illustratorにて作図.】



まとめ。
知人等から譲り受けた機器は、構造やメーカが不明で、また不具合なものがあったが、分解、調査、整備、流用、改造等したお陰で使えるようにできた。これでやっと一連の作業(ブログ参照)はほぼ全て終えた。これも興味を持ってトライし、楽しんだのが良かったのかもしれない。


END.

 

 

 

 



過去関連ブログ→ テーマ「てわるさ」: ANT⑥ ローテータ電源部とケーブルの準備及びテスト