瞬間 | Infinite Connection

Infinite Connection

私たちINCONNEは“教育の充実から国の充実へ”をモットーにしている関西最大規模の学生ボランティア団体です。ラオス南部のノンテノイ村に幼稚園と小学校を建設、現在はそれらの教育プログラムの充実と中学校建設、医療支援や道路整備を並行して活動中です。

"あなたに会えて嬉しいです。この村が、この村の子どもたちが、あなたが大好きです。本当にありがとう。"

"もう村には来ることができないけど、忘れないでね。
大好きだよ。本当にありがとう。"


そうやって村人や先生、子どもたちに直接伝えられた瞬間がつい最近のように心の中で何度も再生されます。



こんにちは!😊
営業部、3回の楠元真実です!
3回生にとって最後のブログリレーとなりました😳
今回のブログリレーのテーマはスタツア11th!

私が読んでくださっているあなたに伝えたいスタツア11thでの瞬間はノンテノイ村で新規中学校へ向かったときのことです。

ノンテノイ村訪問2日目の朝、私と同期のメンバー2人、そしてノンテノイ小学校の先生2人とトラクターを運転してくれた村人との6人で、新規中学校建設地に向かいました。

新規支援先についたとき広がっていたのは、
建設中ではありますが、大きくそして立派な中学校!

半年前、同じ新規中学校建設地に来て見た景色とはまるで違いました。
半年前は地面に大きく空いた穴があり、ここに土台を作るんだよと教えてもらい、建設が進んでいることは確認でき嬉しかったのは確かでしたが、
なにか心のどこかで本当に建設はうまく進むのか、
このペースであれば今小学校に通う子どもたちはこの中学校に通うことができるのか、
そう思ったのが正直な感想でした。

しかしそんな不安を忘れさせるくらいの光景が広がっていたのです。

新規中学校建設地につくと、トラクターを運転してくれた村人が、私たちに向けて、
「ここが女の子のトイレで、ここが男の子のトイレ、ここが手洗い場だよ」
「10教室ができるんだよ」
身振り手振りでここには階段ができると教えてくれたこと。

教室になるであろうところに入り、
「ここは何年生の部屋になるんやろうね。」
「こっちに黒板を置いてこっちが前になるのかな。」
「生徒何人くらいここの教室に入るんやろうか。」
と、同期のメンバーと話したこと。

拙いラオス語ながら
「とても嬉しい。はやく学校が立ってほしい。」と
先生たちにラオス語で伝えられたこと。

そんなたくさんの瞬間が詰まったあの時間は、
私たちメンバーのためにあるのではなく、
私たちメンバーはそれを今まで協力応援してくれた人に伝えるための存在であることを再認識しました。


この他にもノンテノイ村で、もちろんカブー村でも様々な活動を行い、そして同じ時間を過ごす中で、
小さい時日本人のお兄ちゃんお姉ちゃんが村に来て
たくさん遊んでもらった、楽しかった、
そんなプラスのイメージが彼らの心の片隅に残っていてふと思い出してくれたとき、
そして彼らが今思い浮かべている夢や大きくなってからできた夢が叶ったとき、
私たちがやってきたことが正解になるのではないかと思います。


インコネに入団できたからこそ出逢うことのできた
ノンテノイ村の村人や先生、子どもたち
カブー村の村人や先生、子どもたちはもちろん
日本でいつも応援してくださる方々、
ラオスでいつも協力してくださる通訳さんやラオス支部のみんな、
イベントの時には様々な形で応援してくださる協賛企業の方々、
イベントに来てくれたり、普段の活動も今日もインコネか!がんばって!と声をかけてくれる友達、
インコネに入ったことがきっかけで出逢った他団体の友達、
そんな数え切れないくらいの人たちがいたからこそ、今回がスタディツアーで見ることができた景色、村人と過ごすことができた時間、交わすことができた言葉、そんな大切な一瞬一瞬が詰まったものになったと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました😊