全身を考える内に、とうとう眼まで来てしまった。
とりあえず私の全身にあらゆる法則が成り立っている。これ以上制御するには一元的な管理システムが必要である。まるでクラウドだ。始めは脳髄だと思っていたが話はそう簡単にはいかない。電気信号のみで全ての意味を操るには時期が早すぎる。
そこで目だ。環境のアフォーダンスによってもっとも影響を受けるのが目であり、目が悪い事は自然界に成り立つ法則に抗うということになる。
他人を否定し、自己を肯定する。その根本的なシステムが目から発生しているのではないか。
現時点では、眼筋六つが意識化に出てきたような気がしている。
淡い期待を胸に今日も身体を考える。