長野では、8月13日は
ご先祖様が我が家に帰ってくる日。
我が家では
かんばの煙にのって
家に帰ってくるように
家族でお墓へ行きます。
長野の北信地方では、
白樺の皮の使って
迎え火、送り火をします。
お盆は、年に一度、
ご先祖様が帰ってくる大切な時期。
そして、ご先祖様に
あらためて感謝する時。
この想い、実は、
漢方養生に繋がっています。
ご先祖様と命の繋がり
東洋医学では、人は
天(自然、空)・地(大地)・人(自分)
の調和の中で生きているといわれています。
天地人という言葉、
聞いたことありますよね。
そして、この源は
精(せい)
漢方では
先天の精・後天の精
と表現しますが、
これって、ご先祖様から
受け継がれている
生きるエネルギーなんですね。
今、ここに
わたしがいることができるのも
両親がいて、
祖母祖父がいて、
またその先のご先祖様がいるから。
そうやって、命が繋がれてきています。
感謝は「気のめぐり」を整える
今、ここにいることが
感謝できると
心が穏やかになり、
そして落ち着きます。
これって、漢方養生では
気のめぐりが
よくなるということなんです。
だからね、お盆にご先祖様に感謝をして
手を合わせるということは
立派な漢方養生となりますー
お盆中のおススメの過ごし方
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朝晩にご先祖様への感謝の言葉を口にする
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お供えや食卓に旬の夏野菜や果物を取り入れる
(我が家では、桃をお仏壇にお供えします) -
ゆったりとお線香を焚き、香りとともに呼吸を深める
感謝とともに、
ココロとカラダを整えるお盆期間









