どちらかだけでは存在しない「陰と陽」 | 窪田幸子:未来の健康をサポートする養生ライフ

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愛犬柴犬のコタロウとの生活も楽しんでいます。

漢方には、

自然界に存在するものは

すべて

陰と陽

があると考えられています。

 

こんなマーク見たことありますか?

これは

 

陰陽太極図(いんようたいきょくず)

と言います。

 

陰陽を示すのに、

1番使われているマークですね!

 

 

 

この陰と陽。

実は

 

・対立(たいりつ)

・互根(ごこん)

・消長(しょうちょう)
・転化(てんか)

 

の4つの考え方があります。

 

①陰陽対立は

お互いに対立し合うことで、

成り立つ関係性
 

【陰陽対立の例】

天 と 地

外 と 内

上 と 下
昼 と 夜
明 と 暗

 

などですね。
 


②陰陽互根(ごこん)は、

対立するだけではなく、

互いに依存し合っていて、

どちらか一方のみでは

存在する事ができない関係。

 

 

【陰陽互根の例】

昼 は 陽、

夜 は 陰ですが、

 

昼がなければ、夜もない

 

また、右がなければ、

左もない

 

 

そして、

③陰陽消長(しょうちょう)は、

 

陰陽は常に同じ状態ではなく、

増えたり減ったりしている事を言います。

 

よく講座でもお話するのですが、

 

【陰陽消長の例】

春分の日を境に、陽の気が盛んになり、

陰の気は衰えていきます。

 

夏至が陽気のピーク。夏至の日は、

陰の気は、「無」に等しいです。

 

逆に、冬至の日は、

陰の気に満ちて、陽気は

ありません。


 

 

そして、最後に

④陰陽転化(てんか)

 

よく、こんな言葉を聞いたことないですか?

 

【陰陽転化の例】

陰極まれば陽となり、

陽極まれば陰となる

 

どんな事かというと、

 

冬の寒さ(陰)が極まると、

必ず春の暖かさ(陽)がやってくる

 

ある一定の条件までいきつくと、

その逆に変化していくという考え方。

 

夏至は、陽の頂点。

夏至を迎えると

転化して、今度は

冬至へと、エネルギーが

移り変わります。

 

 

こんな感じで、

陰と陽は、常にバランスを

取り合っていて、

存在しています。

 

 

 

ココロも身体にも、

陰陽があるので、

バランスを取りながら

養生していると、

元気で健やかでいられるということですね♪

 

 

 

 

 


 





 

 

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