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『女子になりたい訳ではないのですが男子で居たいとも思えず、(性器を)取るだけ取れないかなあなどと考えている者です。
前例はあるようですがその後の経過が見当たらず…臓器としての性器が無くなるとホルモンバランスで問題が出そうで、二の足をふんでいます。
ホルモン関連で何かあれば語っていただけないでしょうか。』
大人の事情でこれに答えるわけにはいかないので、これに通ずる「性別適合手術とホルモン治療」のお話をしたいと思います。
まず正規で性別適合手術をする場合、一定期間以上のホルモン治療を条件とされます。だいたい1年と言うところが多いですが、中には半年や2年以上というところもあります。
ホルモン治療が条件の理由はひとつは性別適合手術により急激に性ホルモンが減少し身体が不調になることを防ぐ目的のようです(他にも理由はあります)。
次に性別適合手術をする前はホルモン治療をストップします。
ホルモン治療の中止期間は治療内容によって異なりますが、だいたい手術の4週間前から2週間前です。ホルモン治療中止の理由は手術中トラブルを防ぐ目的です。同じ理由でその他のサプリメントや風邪薬などの市販薬も中止する場合もあります。
手術後は手術患部の回復を優先させるのでホルモン治療の再開は術後3~4週間後。術後はメインで性ホルモンを分泌する物がないので、ホルモンバランスを整える意味でもホルモン治療を行います。
……一応、性別適合手術とホルモン療法の関係はこんな感じ。
ここでよく誤解されるのが「一生ホルモン治療をしなければならない」と思われること。
実は必ずしもそうではなく、性別適合手術をしなくとも加齢などにより性ホルモン分泌が弱くなることもあるように、徐々に性ホルモンが分泌されない身体にならしていくこともあるようです。
またよくある誤解のひとつ「性別適合手術をすると性ホルモンが全く分泌されない」というのがあるのですが、性ホルモンを分泌しているのは何も生殖腺だけではないので、性ホルモンの分泌がゼロというワケではないのです。
まぁ、中には男性から女性の性別適合手術をした後、なんやかんやあって、男性ホルモンを投与するホルモン治療を行ってる人もいるって聞くし、なんやかんやあって性別適合手術後もホルモン治療しないって人も聞くし……なにも性同一性障害における性別適合手術が全てではないのだなと思ったり……。
いずれにしてもホルモン治療も性別適合手術も身体の負担にはなることなので慎重に。
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