※過去記事の4コマ差し替えと本文の加筆修正をしました
こんにちは☆ ちぃです(*┃∀┃*)ノ
今回は男装、女装といった『異性装』のお話。
専門用語を使うと『クロスドレッサー(トランスベスタイト)』と言います。
異性装を表す言葉としてクロスドレッサーとトランスベスタイトと二語あるのですが、どう違うの?と質問されます。
具体的に分ける人もいますが、基本的な考え方として、トランスベスタイトはもともとは医学的要素のトランスベスティズム(異性装性愛)からくるので、
それから解放するため、医学的要素を持たなくなった『クロスドレッサー』が使われるようになりました。
明確にクロスドレッサーとトランスベスタイトを「性違和があるか否か」「性的興奮があるかどうか」「ファッション性があるかどうか」などなど人によって異なりますが、分けて考える人もいます。
個人的にはもうひとくくりに『異性装』として、区別はないのかなと思うのが現状です。
実際の異性装者の人もクロスドレッサーと呼んだり、クロスドレッサーと呼んだり、さまざまみたいですし(^-^;
では、異性装する理由は?
これはもういろいろです。
「性別(身体的性別/社会的性別)違和感の解消、もしくは緩和」
「趣味・ファッション」
「異性装がアイデンティティ」
「変身願望」「性的興奮」などなど。
つまり、異性装する理由は問わないことが多いみたいですね。
「異性装」と言えば女性装で煌びやかなパフォーマンスをする『ドラァグクィーン』や可愛いは作れる『男の娘』、さらにはイベントなどで異性のキャラクターなりきる『コスプレイヤー』さんなども、
一応は『異性装』に入りますが、これらを単純に『クロスドレッサー(トランスベスタイト)』と含めるのは難しいみたいで、意見はかなり割れています。
(´・ω・`)
『異性装』は単純に男装、女装で語れるはずもなく、文化や芸術、宗教的な面もあって、実は複雑。
日本に身近な『異性装』と言えば芸術的面の「宝塚歌劇団の男役」「歌舞伎の女形」などでしょうか。
これらも異性装だからといって、クロスドレッサー(トランスベスタイト)と呼べないので、これまた奥が深い(´ω`)
結局はクロスドレッサー(トランスベスタイト)もアイデンティティであって、他者が無理矢理カテゴライズすることじゃないということですよね(*ゝω・*)
さて、ここまでクロスドレッサー(トランスベスタイト)と表記してきましたが、どちらを使うのが正しいか。
専門書でも表記は分かれていますが、言葉の成り立ちから「クロスドレッサー」を使うのが無難かなと思っています。
……実際そんな深い差はないとは思いますけどね(´-ω-`)
そんな『異性装』のお話でした(*ゝω・*)
ではでは(*┃ω┃*)ノシ
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