このところ、新型コロナウイルス感染症の拡散防止を目的に、人的な交流が減らされて、その分食べることに興味関心が行って、体重増加に困っている人が増えてきている。

 

最近、マイブームの小さい絵、中くらいの絵、大きな絵で考えると

 

極小さな絵では、糖質や脂質の吸収を抑えるドリンクや手術があるそうだ。食糧不足が叫ばれている中、極小さな絵なんだろうと思う。

 

小さい絵では、主食(炭水化物)120gというダイエットがある。ご飯や麺などを制限して、他の食物繊維やたんぱく質などはこれまでのように食べる。

鍋ダイエットも良いが、つい誘惑に負けて最後の締めに餅やウドンや雑炊はアウトだ。

実際、筆者は、これで1か月ごとに1キロずつ減らした経験がある。

 

中くらいの絵では、46億年の地球の歴史の中で、38億年前にウイルスや古い細菌を

はじめ次々に生命が生まれたが、それらは、「生まれる→殖える→死ぬ」を繰り返してきたが、生きているうちは、移動しながらエサを求めてきた。

5億年前にミミズみたいな生き物が生まれ、260万年前に人類が生まれ、狩猟採集の移動しながらエサを探す生活をしてきた。3000年前に農耕や牧畜のような生活が始まって冨の偏りが生まれた。(男性優位の戦いの時代に入った)18世紀になって産業革命が始まると、チャップリンのモダンタイムスのように機械に働かされて、椅子や車の座ってお金をもらって食べ物(

エサ)を得るようになった。いま、われわれはここにいる。ルソーではないが、じぶんの好みの「昔に戻って」歩いて少量の食べ物を得る生活が幸せなのかもしれない。

 

大きな絵でみると、そもそも「わたし」って何だろう?この意識は、どこから来ているんだろう?

木暮院長も、聴いてわかるかもしれない患者さんには「わたしってないんだよ」と伝えている。

facebookで、お世話になっている「清水友邦」さんも「みにくいアヒルの子」のなかで、繰り返している。

思考が造り出いつわりの自己を自分だ、と思い込んだところから苦しみが始まります。

実体のない思考が繰り出してくる後悔や怒りや憎しみ悲しみを自分だと思い込んでいるのです。

実体のない思考が生み出してくる不安や恐怖を自分だと勘違いして身体に不具合を反映して、それをなんとかしようと医療に求めてくることが多いのです。

頭の中に浮かぶ思考を自分だと思い込んでいるのが「自我」です。

自分はアヒルであるという夢から醒めれば、思考が捏造した悩み苦しみは、霧散します。

 

常に襲い掛かってくる思考と感情の波に巻き込まれないためには、今ここに有ればよいのです。

海面が時化て大波が荒れ狂っていても、深海は静かに動きません。

風が吹いて雨が降っても、わずか10キロ雲の上は、いつも青空です。

 

瞑想やヨガや気功や太極拳の目標は、そこにあります。ハートフルネスとも言います。

 

脳が発達したヒトしか、過去を悔やんだり未来を不安に感じたりしません。

ヒトとなって、異民族に支配されたり、異民族を支配したりを繰り返してきました。明治維新も、その大波には庶民は抵抗できませんでした。殺し合いを止めさせるために刀を抜いて襲い掛かっても殺し合いは終わりません。自分が安定しないとはじまらない。

 

ダイエットから、とんでもないところにたどり着きました。

 

自分が穏やかなら、ダイエットの必要もなくなります。

 

 

 

あるがままの自分に立ち戻り、「世界中の人が幸せになれなければ、自分も幸せになれない」と

苦しむよりは、「まず、今ここの自分に