○五感俳句682・感情58感謝1・松下道臣01・2025-01-10(金)
○「書初の感謝の二字は選びし字」(『二字』2022)(松下道臣01)
○季語(書初・新年)(「→ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:書初の二文字をじっくりと考えた。選びに選んで決めた二文字は「感謝」。画数が多めではあるが今の心境はこの言葉しかあるまい。


松下道臣(まつしたみちおみ)
○好きな一句「冬怒濤近付くたびにふくらみぬ」(『二字』2022)02
○季語(冬怒濤・三冬)(「→ふらんす堂」より引用)

【Profile】:1941年東京下谷稲荷町出身。1964年「歯車」「暖流」入会。1969年「暖流」(→瀧春一主宰)滋泉同人。1987年「雷魚」創刊同人。1997年「」創刊同人。2014年「雷魚」100号で終刊。


○挿絵俳句682a・かまくらに・透次696a・2025-01-09(木)
○「かまくらに無響の言葉交しけり」(『遠景』2025)(鎌田透次696a)【→Haiku and Illustrationへ →第14句集50句へ】
○季語(かまくら・新年)

in the KAMAKURA-
conversed with you
anechoic words / Touji

【作句メモ】:雪は音を吸う。かまくらはつましい無響室となる。かまくらの中で言葉は飾ることもなく赤裸々に伝えられる。豪雪の故郷を共にした。

○特集俳句682・びんびん俳句1-6壜3・八田木枯07・2025-01-08(水)
○「寒に入り蛇屋の壜は総立ちす」(→八田木枯07)
○季語(寒の入り・晩冬)(「俳句界201206」より引用)※2025年の「寒の入り(小寒)」は1月5日。【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたせそちつてぬねむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:蛇を扱う商店は横浜中華街あたりにあるだろうか。総立ちする壜。街は最も寒い時期を迎える。

○次元俳句682・裏(空間)16・網野月を01・2025-01-07(火)
○「人日や浅草裏の昼遊び」(網野月を01)
○季語(人日・新年)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえすせぬねはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:正月気分も今日七日でお終いである。浅草の深くに入っての昼遊び。昼酒でも飲もうか。世の中はもう動きだしている。


網野月を(あみのつきを)
○好きな一句「掌から水零さぬように春の闇」02
○季語(春の闇・三春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1960年埼玉県出身。1982年学習院大学俳句会入会、1983年「水明」入会。さいたま市にて「Haiquology」代表。「水明」「」「鳥羽谷」同人。

○方法俳句682・人名題材1・中瀬喜陽01・2025-01-06(月)
○「熊楠の翻字も仕事始かな」(中瀬喜陽01)
○季語(仕事始・新年)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)※「熊楠」:南方熊楠(みなかたくまぐす)(1867~1941)。粘菌の研究で知られる生物学者。※「翻字(ほんじ)」:特定の言語を記した文字表記を別の文字による表記に移すこと。【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそにぬねのはひめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:作者は南方熊楠研究家。難解な原書や書簡などを現代語に訳しているのだろうか。これもまた仕事始の一つである。


中瀬喜陽(なかせきよう)(1933-2018)
○好きな一句「卯の花を髮にかざして那智詣」02
○季語(卯の花・初夏)(「→俳句歳時記植物(夏)(保育社)」より引用)

【Profile】:和歌山県西牟婁郡上富田町出身。和歌山県田辺市にて「貝寄風」主宰を継承(2018年8月号で終刊)。郷土史家、南方熊楠研究家。2013年和歌山県文化功労賞、南方熊楠文化賞特別賞受賞。