○次元俳句687・近(空間)4・漠夢道01・2025-02-09(日)
○「白梅のもっとも近きところまで」(『くちびる』2002)(漠夢道01)
○季語(白梅・初春)(「→現代俳句名句選・季節別作品選/春」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえすせぬねへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:掲句の「白梅」という季語以外の要素は「近い」ということだけである。「白梅」という言葉に対して「近い」という言葉は最も美しい願望のひとつである。


漠夢道(ばくむどう)
○好きな一句「独活小屋へゆくなら渡る橋がある」(『棒になる話』2017)02
○季語(独活・晩春)(「→俳諧師 前北かおる」より引用)

【Profile】:1946年北海道出身。1967-1970年東洋大学文学部国文学科在学中より、光栄堯夫氏と詩誌「L’ETRANGER」編集発行。1976年「朔日会」入選。1990年「桜狩短歌会」に入会し俳句作品を発表。


○挿絵俳句686b・地の風に・鎌田透次700b・2025-02-08(土)
○「地の風に抗ふかたち片栗咲く」(『遠景』2025)(鎌田透次700b)【→Haiku and Illustrationへ →第14句集50句へ】
○季語(片栗の花・初春)

dogtooth violet flowers bloom
to resist wind
from the ground / Touji

【作句メモ】:片栗の花のを山で見たことがある。すべての花弁(はなびら)を空に跳ね上げて。

○特集俳句686・びんびん俳句1ー10瓶5・安住敦06・2025-02-07(金)
○「春昼や魔法の利かぬ魔法瓶」(『暦日抄』1965)(→安住敦06)
○季語(春昼・三春)(「角川俳句(201903)」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたせそちつてぬねむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:春昼の野良仕事ははかどっているか。お昼までもう一仕事。魔法は利かないがお湯が冷めないように魔法をかける魔法瓶である。

○色彩俳句686・鴇色2・宮武寒々03・2025-02-06(木)
○「早春の地階の蔬菜鴇色まじゆ」(『朱卓』1956)(→宮武寒々03)
○季語(早春・初春)(「→575筆まか勢」より引用)→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5】【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほむめも)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:まだ水の冷たい早春。半地下のような場所で蔬菜(そさい=野菜)を洗う。その中には鴇(とき)色の野菜も混じっている。蕪かラディッシュか。→和の色>鴇色(ときいろ)#f4b3c2

○方法俳句686・直喩149てふ1・桐野晃01・2025-02-05(水)
○「柩てふ水平の窓春北斗」(桐野晃01)
○季語(春北斗・三春)(「角川俳句(201906)」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそにぬねのはひめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:家屋の窓は全て垂直である。柩の窓は水平である。そして同じく水平の天窓から春の北斗が見えている。


桐野晃(きりのあきら)
○好きな一句「黒板に五日後のこと青嵐」02
○季語(青嵐・三夏)(引用同上)

【Profile】:1980年生まれ。2010年作句開始。同年「」入会。2015年同人。