読んで良かった
脳の側頭葉内側の奥にある、アーモンド形の神経細胞がタイトルの由来です。
アーモンド(扁桃体)は、不安や恐怖などの感情を司るそう。
それが普通より小さく生まれた主人公が、様々な悲痛な事件に巻き込まれながら成長していく物語です。
内容の良さはもちろん、場面転換が最高に素晴らしい。
流れの良さに唸る。
天才的!!
中断できずに寝不足 ( ← )
著者は韓国映画アカデミー映画科で、映画演出を専攻。映画の演出も手がけていて、映画評論賞なども受賞されているそうです。
全体のリズムがとても良い!
2020年本屋大賞(翻訳小説部門)受賞作です。