2023年1月8日の桶狭間の戦い関連史跡巡りの続き。
名鉄鳴海駅から、「鳴海絞発祥の地碑」を見て、旧東海道 鳴海宿から「円道寺」「誓願寺」とお参りした後は、「天神社」に向かいました。
鳴海絞発祥の地・旧東海道 鳴海宿・円道寺・誓願寺のレポ
「誓願寺」から下った坂道を引き返し上って行くと、右手に神社があります。
こちらは「天神社」。「成海神社創祠」とありますね。
由緒書き「成海神社旧祠 天神社由緒」
古事記に景行天皇40年、皇子日本武尊東夷を征すとありますが、その節、鳴海浦のこの地にお立ちになり、対岸の火高(現大高)丘陵の尾張氏館を望見して、
「鳴海浦を 見やれば遠し 火高地に この夕潮に 渡らへむかも」
とお詠みになったことが熱田神宮寛平延喜に見えます。
「成海神社」はこれを由縁として、天武天皇朱鳥元年、尊とその東征を翼賛した尾張氏始祖とを併せ祀って、この所に創建されました。
延喜5年制定の律令書「延喜式神名帳」には尾張国愛智郡成海神社と登録され、文治2年の「尾張国内神名帳」には従三位上成海天神と称えられて、東海道古名社と尊ばれました。
戦国時代当初応永年中、足利氏武将安原宗範がこの地に築城のため成海神社を乙子山の現在地に奉遷。
その後、永禄3年、桶狭間合戦の際この城は今川氏の重要拠点となりましたが、天正年間に織田信長により廃城され、後世「鳴海城趾」として史蹟に指定されました。
城の鎮守として斎かれた天神祠はそのままこの地に遺り、成海神社御旅所と称え、祭礼の日古例に則り御神幸があり、崖下扇川畔にて御東征の遺意を伝える「御船流神事」が斎行されています。
この地は、成海神社があった場所で、鳴海城跡でもあるんですね♪
「倭武尊御歌」という石碑がありました。
先程の由緒書きにある「鳴海浦を 見やれば遠し 火高地に この夕潮に 渡らへむかも」の歌碑のようです。万葉仮名で書かれているようで、ちょっと読めなくて…(^^;
「史蹟 鳴海城趾」という石碑も…
境内に入ります。
こちらは…大木の切り株のようですが…かなりの大きさの樹木だったようですね…
「天神社」の御社。
「鳴海城址之碑」
由緒書き「鳴海城跡」
根古屋城とも言い、応永年中(1394~)安原宗範の築城と言われ、永禄3年(1560)桶狭間の戦いでは、今川方の猛将岡部元信がこの城に配され、今川義元が討たれた後も最後まで立て籠もって奮戦しました。
その後、佐久間信盛、佐久間正勝らが城主となりましたが、天正18年(1590)廃城になったと伝えられます。
「尾張誌」は東西七十五間、南北三十四間で四面に堀跡、本丸と二ノ丸三之丸にも堀を残すと記されています。
お参りを終え、境内を出てみると…なるほど…城跡のような感じに見えますね~
「天神社」から脇道の坂を上ると、右手にお寺があります。こちらは「圓龍寺」。
境内に入り、見えている御堂の正面に回って…こちらは本堂のようです。
鐘楼。
梵鐘もじっくりと…
本堂の前には、駐車場になっていますが…なんかヘンな感じ…
本堂の前に立って、駐車場を…あら?鉄板が敷いてありますが…
境内は高台になるんですね…いい眺め♪ということは、駐車スペースは人工地盤!?
「天神社」に戻り、円龍寺とは逆の路地を入って行くと…奥に緑が見えますね。
そのまま路地を進むと、公園があって…こちらは「鳴海城跡公園」。
その名の通り、こちらも「鳴海城跡」になるんですね!ということは、城郭は結構広いんですね。
こちらも高台で…
城跡だったことが良く分かりますね。
園内には、勿論、遊具がありますよ~当たり前か 笑
おお!?水準点もあるのか~
ここの水準点には、鉄蓋がついているのか~面白い!
「鳴海城跡公園」を出て、奥の坂道を下って、振り返って…
坂道を下ると、細い路地になっていて…両脇に塀が迫っていて、なかなか面白い空間だな~♪
更に進んで…御宅も迫っていて、いい雰囲気♪
雨樋が路地を横切っていて…これもまた面白い!!!
「成海神社創祠の地」である「天神社」と「圓龍寺」をお参りし、「鳴海城跡公園」を見学した後は、「東福院」に向かいました。
その様子は、また後日。
天神社(成海神社創祠の地)・鳴海城跡
愛知県名古屋市緑区鳴海町城
圓龍寺
愛知県名古屋市緑区鳴海町本町11-1
鳴海城跡公園
愛知県名古屋市緑区鳴海町城
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