2022年8月20日の福岡県芦屋町・遠賀町散策の続き。
「島津丸山古墳群」から「月軒の丘」を見学した後は、芦屋町の中心地に向かって進んで行きました。
島津丸山古墳群（その２）・月軒の丘のレポ
「月軒の丘」から更に通りを北に進むと、左手に交番があるのですが、その先の左側にマンションと言いますか、団地が見えて来ます。こちらは、「第2緑ヶ丘団地」。
でも、この建物は、各階が1列ずつずれているようですが…一体、どんな造りなん？
裏側を見ると…おお！？階段部分が出っ張っていて、しかも壁やガラスになっている！これは面白い！
「第2緑ヶ丘団地」を横目に更に進みます。
各フロアがお隣と少しずれているんですね～本当に面白い(^^)
「第2緑ヶ丘団地」の道路を挟んだ向かいに、「高浜町児童公園」があります。
おお！？蒸気機関車が展示されている！！
その蒸気機関車に近づいて…
正面に回ります。「D60 61」の車番が見えますね～
D60蒸気機関車をじっくりと…
車番プレートも、アップで♪
SLの手前には、由緒を刻んだ「碑文 鉄道記念碑」がありました。
古来、遠賀川の水運によって殷賑を極めた郷土芦屋は、明治中期に筑豊と若松を結ぶ鉄道が開通されると、従来川舟で運搬されていた石炭、物資の輸送が鉄道にとって替わり以来衰退の一途をたどりました。
大正5年、民営の芦屋鉄道が布設されましたが間もなく廃止。
戦後、本町に米空軍が駐留することとなり、昭和23年に米軍基地の物資輸送のため、国鉄芦屋線が開通しました。
当初は米軍専用でしたが、昭和25年一般に開放され、以来、郷土の足として町民に親しまれていましたが、昭和35年に廃止されました。
この芦屋線は、国鉄遠賀川駅から芦屋駅まで約6.2kmを結び、C28型（C58型？）蒸気機関車が使用されていて、この付近は、旧芦屋駅跡地に当たります。
D60蒸気機関車の後ろに回って…
D60蒸気機関車の全景。後ろの方から…
公園内のトイレも、蒸気機関車でした！笑
「高浜町児童公園」から、裏手の道を進みます。
この通り沿いには、昔ながらの御宅があって…
芦屋町のマンホール蓋を今一度。
芦屋町の伝統行事「八朔の節句」の際に子供の成長を願い作られている「わら馬」が図案化されているそうです。
更に進むと、歩道の上に庇のついた商店街もあって…
しばらく進むと、「岡湊神社（おかのみなとじんじゃ）」に到着です。
史跡案内板。こういうマップがあると、分かり易くて、いいんですよね～♪
境内に入ると、注連縄のかけられた石碑があって…こちらは「猿田彦大神」。
「岡南学校の跡」という石碑も…
「あしや人形感謝祭」
「なんじゃもんじゃ」が見頃を迎える4月29日は、岡湊神社にて「あしや人形感謝祭」が行われます。もともと芦屋地方では、人形（ひとがた）を身代わりとして病気などの災厄を避ける習慣があり、身代わりとなった人形に感謝を捧げるとともに、知らず知らずのうちにお世話になる自然や人への有難さを再認識するする行事です。
「オリジナルキャラクターについて」
「ローゼンメイデン」の原作者でもある人気漫画家のPEACH-PIT（ピーチ・ピット）さんも、平成18年4月に薔薇乙女製作委員会の方々と芦屋町を訪れ、人形感謝祭に参列されました。
このキャラクターは、PEACH-PITさんが芦屋町を訪問された折のイメージを思い起こしながらデザインされ、この度、芦屋町の地域振興のため、寄贈して頂いたものです。
かわいらしいキャラクターですね♪
境内を進んで、石灯籠。
大きな鳥居が見えて来ました。また脇から入ってしまったようです…💦
鳥居に向かいましょう。
鳥居をくぐって、境内の外に出て、振り返って…
鳥居の足元の狛犬。
なかなか古そうですね。
鳥居をくぐって、再び境内を進みます。
「その２」に続く。
国鉄芦屋線筑前芦屋駅跡
福岡県遠賀郡芦屋町緑ヶ丘1-30付近
高浜町児童公園・D60蒸気機関車
福岡県遠賀郡芦屋町高浜町2-32
岡湊神社
福岡県遠賀郡芦屋町船頭町12-48
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