2021年2月下旬の渋谷散策の続き。
「豊栄稲荷神社」をお参りした後は、すぐ隣の「東福寺」に向かいました。
豊栄稲荷神社のレポ
「金王八幡宮」のこれまたすぐ隣に、「東福寺」はあるんですよね。
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東福寺（とうふくじ）は、東京都渋谷区渋谷三丁目5番8号にある、天台宗の寺院。山号は渋谷山（しぶやさん）。
概要
渋谷山親王院東福寺は、1173年（承安3年）円鎮僧正によって、武蔵国豊嶋郡谷盛庄（やもりのしょう）（『東福寺雑記』）といった現在地に開創されたと伝えられている。東福寺は開創当初から、隣接する金王八幡宮（渋谷八幡宮）の別当院で、渋谷区内最古の寺院である。（後略）（ウィキペディア「東福寺（渋谷区）」）
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「金王八幡宮」のすぐ隣にありますから、やっぱり別当寺だったんですね。
神仏習合の名残ですね。
門前には、「渋谷区重宝 東福寺梵鐘」という案内板があって…
「東福寺」の寺宝についての由緒書き。
「東福寺の梵鐘」
宝永元年（1704）の銘があるこの梵鐘には、「金王八幡宮」の縁起など渋谷の歴史が刻まれていて、その一部に、後冷泉帝のとき、 渋谷の旧号谷盛（やもり）の庄は親王院の地にして七郷に分る。渋谷郷はその一なり、とみえるので、渋谷の地を「谷盛庄」と呼んでいたことが分かります。
「木造薬師如来坐像」
「銅造菩薩立像（善光寺式阿弥陀如来脇侍）」
「木造不動明王立像」
渋谷区の文化財が、いろいろありますね。
境内を進みます。
鐘楼。ここに、渋谷区重宝の梵鐘があるんですね♪
梵鐘に近づいて…
境内にある御堂。
中には、古そうな石像が…弘法大師のように見えますが…
御堂と御堂の間にも、古い石像があって…こちらは、庚申塔のようです。
その後ろにも、庚申塔が！
その後ろにも…風化が激しいですね…汗
もう1つの御堂には、お地蔵様がいらっしゃいました。
向かって右隣りは、お顔が判別できず…
左隣には、小さなお地蔵様がいらして…
由緒書き「宇田川地蔵」
もともと宇田川橋の袂にあったと言われ、街の繁栄に伴って明治40年頃に現在の西武百貨店Ｂ館裏手の高台に移されて、その地も開発が進み、昭和38年には、宇田川町10－2に移転することとなります。
お地蔵様は、ご存知のように大衆にとって最も身近な菩薩で、現世と来世との間にたって、人が死に臨んで、その魂を救ってくれるものと信じられてきました。
平成25年に宇田川町の地から東福寺に遷座することとなり、新しいお堂が完成。
正面の地蔵尊像は、昭和37年の造立で、右横にある像は、戦災の影響で傷んではおりますが、宇田川橋のたもとにあったもので、元禄元年（1688）に造立されたものです。
堂外右手には、戦災で破損しているものや台座のみのものを含めて、3基の庚申塔が同じく移転をしてきました。
境内を進んで、本堂。
本堂に近づいて…
こちらにも、お地蔵様がいらっしゃって…
その横の石塔。
本堂右手前の石仏。
その隣にも…
仏足石。
本堂の左手前にも、お坊さまがいらっしゃって…
馬頭観音。
こちらは、擬宝珠でしょうか？宝珠？
本堂の脇には、上が丸い石碑があって…住職の墓石のようです。
その並びにも、上が丸い墓石が並んでいました。
「東福寺」をお参りした後は、渋谷駅方面に戻りました。
その様子は、また後日。
東福寺
東京都渋谷区渋谷3-5-8
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