2021年5月中旬の「トヨタ産業技術記念館」の続き。
トヨタ産業技術記念館(その1)のレポ
「トヨタグループ館」の館内を進むと、手摺が見えて来ますが…
この手摺の先には、地下室への階段があったんですね。火災から大切なものを守る為に造られ、当時、金庫室として使われていたそうです。
地下室には金庫が置かれ、その重量は大変重く、後に、プロに依頼して開けましたが、中は空っぽだったそうで、期待に胸を膨らませた当時の役員たちをがっかりさせたとか…笑
トヨタ自動車の昔のパンフレットもいろいろ展示してあって…
「トヨタグループ館」の天井も見上げて…
大正14年(1925)に建設されたトヨタ紡績本社事務所ビルだけあって、歴史を感じさせる造りですね。
「社是」も掲示してありました。
「社是に生きる豊田綱領」
この社是は、豊田自動織機製作所・栄生工場の事務所に掲示されていたもので、豊田綱領そのままの文面です。
豊田綱領は、豊田佐吉の精神を事業の基本として従業員に徹底させ、仕事に対する日常の心構えとすることを期して、昭和10年に制定されたものであり、豊田系各社の社是、社訓に使われました。
アイシンのミシンや、デンソーのジェネレーターなども展示してあって…
愛知製鋼の棒鋼(手前左)やコンロッド(手前右)、トヨタ自動車のエンブレムも!
東和不動産の豊田ビルディングのパンフレット(手前)に、豊田工業(現 ジェイテクト)の昭和16年の会社設立時の定款も展示しているんですね♪
展示室となっている室内の様子。
トヨタグループの印半纏。
「トヨタグループ館」の扉。渋い♪
おっ!金庫!!地下室に置かれていた金庫のようです。
「トヨタグループ館」の見学を終えて外に出ると、「トヨタグループ館」の由緒書きがありました。
大正14年(1925)に建設された豊田紡績本社事務所を建設当時の状態に修復したもので、ここでは、豊田自動織機製作所(現 豊田自動織機)やトヨタ自動車工業(現 トヨタ自動車)の設立総会等が開催されています。
この地は、明治44年(1911)豊田佐吉が発明の足場として、独立自営の豊田自動織布工業を設立し、後に豊田紡績本社となった場所であり、トヨタグループの発祥地でもあります。
「トヨタグループ館」の建物をじっくりと…
威厳・風格がありますね~
「トヨタ産業技術記念館」の敷地の一角には、また別の古そうな建屋があります。
この建物は、「豊田商会事務所」。
豊田商会は、豊田佐吉翁が究極の目標とした自動織機と環状織機を本格的に発明・研究する為、明治35年(1902)に設立された会社です。
この建物は、明治38年(1905)名古屋市島崎町(現在の中村区名駅)に工場を新設した際に建築され、佐吉翁が住居とし、研究室として、常住坐臥「研究と創造」に没頭された由緒ある建造物です。
明治39年(1906)からは、豊田商会を継承し発展的に創立された豊田式織機株式会社(現 豊和工業株式会社)の本社屋として、その後、本店事務所として使用されて来ました。
平成6年(1994)産業技術記念館創設の趣旨にご賛同されてご寄贈頂き、移転、修復したものです。
「豊田商会事務所」に近づいて…
建物の周りを一回り…
こちらが、玄関のようです。
建物の裏手にも…
建物の脇に、縁石で囲われた空間がありました。
この縁石で囲われた場所には、台所と4帖の居室があったんですね。
建物には、レンガ積みの建屋もあって…
このレンガ積み建屋は、風呂場かトイレのようです。
「トヨタグループ館」の建屋を、今一度…
「トヨタグループ館」の建物の際には、柵で囲われたスペースがあって、金属のカバーがかけられているようですが…そうか、地下室がありますので、その明かり取りか~
この後、次の仕事先に向かいましたので、この日の「トヨタ産業技術記念館」の見学は終了ですが、後日、再度見学しに訪問して来たんですよね。
その様子は、また後日。
トヨタ産業技術記念館
愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35
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