トヨタ産業技術記念館(その1)~愛知県名古屋市西区則武新町の博物館・資料館 | 九州下町おやじの珍道中

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20215月中旬、仕事で、名古屋駅の北側、則武方面に仕事で出かける用事がありましたので、その途中、気になるスポットに立ち寄ってみました。

 

 

その場所は、こちら。「トヨタ産業技術記念館」。

 

 

 

 

トヨタ産業技術記念館HPの「設立の目的」には、こう掲載されています。

==================================

トヨタグループの共同事業として設立したトヨタ産業技術記念館は、豊田佐吉が明治44年に織機の研究開発のために創設した試験工場の場所と建物を利用して建設しました。==================================

https://www.tcmit.org/outline/

 

 

 

工場跡地を、博物館・資料館として、利用されているんですね~

工場建屋だった煉瓦積みが見事♪

 

 

 

 

内部に入ると、大きな機械が展示されていて…

 

 

 

 

その前にある説明板「蒸気機関」。

トーマス・セイバリが17世紀末に蒸気機関を発明し、1712年にトーマス・ニューコメンが炭鉱の水汲用として実用化。その後、ジェームス・ワットによって画期的に改良が加えられるなど、産業技術に飛躍的な発展を促し、産業革命の原動力となりました。

 

 

 

日本の産業近代化においても重要な役割を果たし、明治時代にいち早く近代化を実現した繊維産業においても、1867年の鹿児島紡績所に始まり、1883年の大阪紡績以降、全国的に導入されました。

 

 

 

この機械は、蒸気機関になるんですね♪いや~カッコいいですね~この佇まい(^^)

 

 

 

 

展示機の概要

製造:スルザー ブラザーズ社(スイス)1898年製、形式:クロス コンパウンド(十字複式)、出力:500馬力(発電機出力286kVA)。

1898年に製造されて以来ドイツの繊維工場で、1902年に発電用に整備されて、シュツトガルト近郊の製材工場において稼働した後、1976年から貴重な産業遺産として保存され、2005年、当館設立の主旨と本格的産業技術史博物館として創成する原点の展示物として

特別に譲り受けました。

 

 

 

動力を伝える滑車がデカい!

 

 

 

 

クランクシャフトが見えるようになっていて…これもまたデカいぞ!

 

 

 

 

中庭の向こうにも、レンガ積み建屋が見えていて…

 

 

 

 

中庭は、大木も…工場の歴史を見守ってきた樹木なのでしょうね。

 

 

 

 

館内を進むと、「テクノランド」という遊びながら繊維機械や自動車の仕組みを学べるコーナーもあります。子ども達が喜びそう♪

 

 

 

 

館内でも、建屋のレンガの様子が良く見えるんですよね~♪イギリス積みですね♪

 

 

 

 

展示室の入口。ここから先は有料エリアになります。大人500円。

 

 

 

ですが、この日は仕事中で時間もなくて、有料エリアには入らず…涙

見学は後日にすることにしました。その方がゆっくり見られますしね(^^;

 

 

 

館外に出て、レンガ建物をじっくりと…

 

 

 

 

敷地の一角に、古そうなビルもあるんですよね。

 

 

 

 

歴史を感じさせる建物ですね~

 

 

 

 

こちらは「トヨタグループ館」。大正14年(1925)に建設されたトヨタ紡績本社事務所を、建設当時の状態に修復したもので、豊田自動織機製作所(現 豊田自動織機)やトヨタ自動車工業(現 トヨタ自動車)の設立総会等が開催されています。

この地は、明治44年(1911)豊田佐吉が発明の足場として、独立自営の豊田自動織布工業を設立し、後に豊田紡績本社となった場所であり、トヨタグループの発祥地でもあります。

 

 

 

 

建物内を無料で見学することができます♪

 

中に入ると、カウンターと、その上にガラス窓がある空間になっていて…

 

 

 

 

カウンターの内部に入ると…銀行の窓口のような事務所スペースになっているんですね。

 

 

 

 

これは…糸を巻き上げる機械のようですが…?

 

 

 

 

この機械らは、「豊田式糸繰返機(1894年・複製」。「日本で最初の動力織機の誕生に寄与した」。トヨタグループの創起、豊田商店の開業となった発明で、たいへん好評で、人力織機の発明に続く研究開発費を得ることができ、豊田式汽力織機の誕生に繋がりました。

 

 

 

豊田佐吉は、これまでの座繰で1枠取りの手回し式を、糸枠の脱着が容易で個々に取り扱えるように発明し、人力や動力で運転するようにして、一度に多数の枠取りができる大変作業性がよく高能率の糸繰返機(いとくりかえしき)を完成させ、1901年には、糸の切断を未然防止する発明を加え、織布業の発展に大きく寄与しました。

 

 

 

こちらの展示物は、下段の書は、豊田佐吉の「事蹟書」、上段には歯車があって…

 

 

 

 

こ、これは!?古そうな時計のようですが…

 

 

 

 

この時計のようなものは、「タイムレコーダ」。

天野製作所(現 アマノ株式会社)の昭和18年(1943)頃のもので、同社製としては現存している最古のもので、週に一度、2つのゼンマイを巻くことで今尚動いています。

 

 

 

右側のゼンマイは時計駆動用、左側は恐らく振り子用で、通常のゼンマイ時計とは逆になっていますが、タイムレコーダ(印字部分)と時計部分を連動させるために改造しているからで、通常出勤と遅刻、勤務途中の移動を印字確認できる二色リボン機構が内臓されています。

 

 

 

へぇ~昔のタイムレコーダーがこうして残っているのか~スゴい!

と、まじまじ見ていたら、係の方が、内部を開けて見せて下さいました♪ありがとうございます!

 

 

 

 

発明の為の器具なども展示されていて…

 

 

 

 

特許願」も!

 

 

 

 

外国企業との協定書。

 

 

 

 

機械部品もありました。

 

 

 

 

その2」に続く。

 

 

 

 

トヨタ産業技術記念館

愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35

https://www.tcmit.org/

 

 

 

 

 

 

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