神明神社・かぶと観音と、巴御前袖振りの松と ~旧中山道 ~長野県木曽郡南木曽町の神社・寺院 | 九州下町おやじの珍道中

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202110月9日の旧中山道 妻籠宿・馬籠宿・落合宿・中津川宿レポの続き。

 

中央線旧三留野駅跡」を見学して、「SL広場」でD51を見学した後は、旧中山道を進んで行き、「かぶと観音」に向かいました。

 

 

SL広場・旧三留野駅跡のレポ

 

 

 

 

 

旧中山道を歩きます。

 

 

 

 

すると、左側に、こんもりした小山と、その手前に案内板を発見。

 

 

 

 

その案内板は、「巴御前の袖振りの松」。

平安末期の武将木曽義仲巴御前の伝承の残る松でしたが、平成21年に松食い虫により立ち枯れしたため、残念ながら伐採となりました。

袖振りの松」は、義仲が弓を引こうとした際、邪魔になった松を巴御前が袖を振って横倒しにしましたが、また芽が出て何代目かの松と伝えられていました。

 

 

 

巴御前が晩年を過ごした富山県南砺市福光の「義仲巴ら勇士讃える会」と縁があり、「巴塚の松」として親しまれている樹齢750年程の黒松の実生苗木を譲り受けて植樹することとなりました。

 

旧中山道。木曽義仲巴御前のゆかりの地でもあるんですね♪

今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」だから、何とタイムリーな♪

 

 

 

 

巴御前の袖振りの松」と、こんもりした小山を、別角度から…

 

 

 

 

巴御前の袖振りの松」の向かいには、神社があります。

 

 

 

 

社殿に近づいて…扁額には「神明神社」とあります。

 

 

 

 

神明神社」の狛犬。

 

 

 

 

社殿の横には、石祠が並んでいて…

 

 

 

 

神明神社」の先には、五差路があります。

 

 

 

 

この五差路には、「旧中山道(歴史の道 信濃路自然歩道)のご案内」という案内マップがありました。この五差路、ちょっと分かり難くくて…旧中山道は一体、どこを…?

 

 

 

 

案内マップの横には、「南木曽町史跡かぶと観音」という由緒書きが…

木曽義仲が治承4年(1180)に挙兵し北陸道を京都に向かう際、木曽谷の南の押えとして「妻籠城」を築き、その鬼門に当たる神戸に祠を建て、義仲の兜の八幡座の観音像を祀ったのが起こりと伝えられていて、境内には先程の「巴御前の袖振りの松」や義仲が腰かけたという「腰掛石」が残されています。

 

 

 

戦国時代末期の天正15年(1587)には木曽義昌が300文が寄進され、天正17年(1589)には山村良候が大旦那となって堂舎が造立されました。

江戸時代中期の宝暦7年(1757)に書かれた「吉蘇志略」には一般庶民からも尊崇を受けている記載があり、堂内には正保4年(1647)の絵馬、俳句額などが多数奉納されています。

幕末の弘化4年(1847)の「観音堂勧化帳」によれば、堂舎の改修の寄進の範囲は、木曽谷中だけでなく木曽家旧臣が領する東美濃の各村にまで及んでいました。

 

観音堂は、間口2間半、奥行4間、入母屋造りの建物で、西側面に二間四方の庵室が設けられ、三留野等覚寺との関わりが深い庵主がいました。

建築年代は貞享・元禄期(1684~1703)と推定され、中の厨子も正徳5年(1715)頃のものと思われ、格天井の絵は、上松町東野の阿弥陀堂と同じく山村代官お抱え絵師池井裕川が描いたものと思われます。

 

 

木曽義仲ゆかりの御堂があるのか~♪

 

 

 

 

神明神社」の隣に、石段があって…この先に「かぶと観音」があるようです。

 

 

 

 

石段を上ると、「石壇施主念仏講中」と刻まれた石碑が…

 

 

 

 

その向かいには、水車もあって…

 

 

 

 

古い石仏もありました。宝暦年間の銘もありますので、墓石のようです。

 

 

 

 

境内を進むと、右手に大木が横たわっていて…中は、くり貫かれているようです。

 

 

 

 

石段の正面の御堂。こちらが「かぶと観音」の本堂のようですが…

しかし、左に見えるハートは…?笑

 

 

 

 

古そうな石碑も並んでいました。

 

 

 

 

先程の大木に近づいて…やはり中がくり貫かれていて、水が入れられ桶になっていました。

 

 

 

 

こちらの大木は、『「袖振り松」の水舟』。

先程の由緒書きに会った通り、「巴御前の袖振りの松」は松くい虫の被害により平成21年に伐採され、地域の皆さんにより、長さ約7mという通常の倍以上の大きさがある水舟に生まれ変わり、巴御前の勇ましさを伝えるのに相応しいものとなりました。

この大木が、「巴御前の袖振りの松」だったんですね♪

 

 

 

 

境内には、観音様や石碑もあって…

 

 

 

 

上の写真の左側の石碑に近づくと、「かぶと観音」の由緒が刻まれていました。

 

 

 

 

兜観音」から、旧中山道を更に進みます。中山道の看板が所々に設置されていて、迷わなくて、良かったです~♪

 

 

 

 

橋が見えて来て…

 

 

 

 

この橋は、「戦沢橋(せんさわはし)」。「戦沢」に架けられた橋なんですね。

 

 

 

 

戦沢橋の上から、戦沢を眺めて…

 

 

 

 

旧中山道を更に歩きます。

 

 

 

 

由緒書き「重要伝統的建造物文保存地区 南木曽町妻籠宿保存地区

妻籠宿」は旧中山道の宿場町。今尚、昔の町家が情緒ある街並を形成していますもんね~この日の目的地の一つで、妻籠宿に向かって旧中山道を歩いているんですよね。

 

 

 

 

旧中山道は、杉木立の中を、続いています。

 

 

 

 

石畳の箇所もあって…旧街道らしくて、いいな~♪

 

 

 

 

更に進むと、街道脇に水路が流れていて…

 

 

 

 

旧中山道沿いには、所々、民家があって、街道らしい雰囲気になっているな~♪

旧街道散策。楽しい~♪♪♪

 

 

 

 

神明神社」と、木曽義仲・巴御前ゆかりの「かぶと観音」をお参りした後は、更に旧中山道を進んで行き、「上久保一里塚」に向かいました。

その様子は、また後日。

 

 

 

 

巴御前の袖振りの松

長野県木曽郡南木曽町読書3239-64

 

 

神明神社

長野県木曽郡南木曽町読書3291

 

 

かぶと観音

長野県木曽郡南木曽町読書3272-5

 

 

 

図らずも、木曾義仲・巴御前ゆかりの地を訪問できるとは♪

 

 

 

 

 

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