2019年5月4日の大分県杵築市歴史散策の続き。
「妙徳寺」「安住寺」をお参りした後は、「長昌寺」に向かいました。
妙徳寺・安住寺のレポ
「安住寺」から坂道を更に下ると、右手には、白塀が続いていて、その角の鬼瓦がまた見事で!鷹がデザインされているんですね~
その先、右側には、「長昌寺」があります。
門前の石製の柵に¥の柱部分には「きんかうはし」と刻まれていました。「きんこうばし」という橋の親柱と欄干のようですね~移設したんでしょうね。
反対側にも…まさに石橋の欄干ですね♪
参道を進んで、石仏。
「豊後宏道流之祖 似雲斎上人之碑」
山門をくぐり、本堂。
鐘楼。
鐘楼に近づいて、梵鐘を…
本堂に近づきます。
由緒書き「当麻曼荼羅」。杵築市指定有形文化財。
製作年代は、元禄時代。2代松平重栄公時代に殿中で幽霊騒動が起き鎮魂のため、「長昌寺」で常念仏始めましたが鎮まらないので、奈良の極楽院にある「当麻曼荼羅」を縮小模作し、奉納し幽霊供養に供したと伝えられます。
その横にも、由緒書き「弥陀三尊仏」があって…
製作年代は、元禄時代。2代松平重栄公が父母の冥福を祈るために寄進したもので、殿中の幽霊騒動鎮魂のための寄進とも伝えられています。
厨子外箱の裏には、「この尊像は仏師浄慶が南都大仏の遺材を以って造ったもので納塔赤布は久能山東照宮御帳の余裔で造ったものである」と記されています。
五輪塔が3基並んでいて…
本堂の脇を進んで行くと、古そうな宝篋印塔がありました。
その先には、立派な墓石が…市指定文化財の庭園の案内板も見えますね。
こちらも、立派な墓石ですね~
由緒書き「松平家奥方の墓所」。当山長昌寺は、杵築藩主松平公の奥方の菩提寺になります。
現在ある墓基は北より
歓光院殿(14代松平親明公実母)
顕明院殿(14代松平親明公四男)
慈光院殿(11代松平親盈公実母)
桊梄院殿(9代松平重休公実母)
長昌院殿(5代松平重忠公令室)
他に数基あるとのことです。
そうなると、1つ前の墓石には、慈光院殿とあるようですので、11代松平親盈公の実母になるんですね。
こちらは、歓光院殿とあります。14代松平親明公の実母になりますね。
こちらは、顕明院殿、大居士とありますので、14代松平親明公の四男になるんですね。
こちらには、紅蓮院とあって…明治32年の銘があります。
雲祥院、大童子とありますので、男の子の墓石になるようです。
随華院。
奥方の墓所の奥には、杵築市指定名勝「長昌寺庭園」があります。
江戸時代初期の作庭。九州における枯山水庭園の白眉であり、水前寺成趣園と並び賞される名園です。
「長昌寺庭園」をじっくりと…
枯山水の庭園の奥に植栽の緑があって…
庭園の奥には、建物が見えます。かなり広い庭園なのですね。
石灯籠。
本堂の前に戻り、蘇鉄と鬼瓦。
「陽雲齋先生之碑」
杵築藩主松平家奥方の菩提寺である「長昌寺」をお参りした後は、「カブト石の坂」に向かいました。
その様子は、また後日。
長昌寺
大分県杵築市南杵築380
大分名物・だんご汁
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