宝城院と、旧宇田川家住宅と、旧大塚家住宅と、旧濱野医院と ~千葉県浦安市の寺院・歴史的建造物 | 九州下町おやじの珍道中

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20206月中旬の千葉県の行徳・浦安散策の続き。

 

清瀧神社」をお参りした後は、「旧宇田川家住宅」に向かいました。

 

 

清瀧神社のレポ

 

 

 

 

清瀧神社」のすぐ隣に、お寺があるようです。

 

 

 

こちらは「宝城院」。時間が遅かったので、境内に入れず…(涙)

 

 

 

門の所から、境内を…

 

 

 

清瀧神社」の道路を挟んだ向かいの路地を進むと、左手に、昔ながらの建物が見えて来ます。

 

 

 

趣のある建物ですね~

 

 

 

こちらが、「旧宇田川家住宅」。

残された棟札から明治2年(1869)に宇田川吉蔵が建てた家で、現存する民家で建築年代がハッキリわかるものとしては、市内最古のものです。

本家の宇田川家は扇谷上杉家を継いだ上杉定正の末孫と伝えられる家で、姓の宇田川は定正愛用の名刀「宇田丸」にちなんで名づけられたと言われています。

 

 

宇田川家は江戸時代に名主の家から分家し、屋号を「藤村屋」といい、米屋、油屋、雑貨屋、呉服屋と商家として使われて来ましたが、大正3年(1914)店の一部を改造し、浦安郵便局を開局、昭和21年(1946)に宇田川喜作が診療所を開き、昭和48年(1973)まで医院として使われて来ました。

この家は、道路に面した店舗部分と奥の居住部分からなっており、幕末から明治に至る江戸付近の町屋の形をよく伝えており、商家遺構の少ない関東では非常に貴重な建物です。

 

昭和58年(1983)喜作氏より寄贈され、翌年7月1日より一般公開されています。

 

 

 

旧宇田川家住宅」は一般公開されていますが、この日は、時間が16時を過ぎていたので、見学できず…(涙)。

 

 

 

中に入れなかったので、門の所から、「旧宇田川家住宅」を眺めて…

 

 

 

後日また来ないと行けませんな…

 

 

 

旧宇田川家住宅」の隣にも、古そうな建屋がありました。

 

 

 

その建物の正面に…おお!?この造りは、もしや、銭湯!?もう廃業されているようですが…

 

 

 

脇の路地から銭湯と思われる建物を…高窓がありますから、銭湯ですね、やっぱり(^^)

 

 

 

旧宇田川家住宅」の前の路地の側溝の蓋には、お花の絵が描かれているんですよね。可愛らしい♪

 

 

 

路地を進むと、左手の狭い路地に「旧大塚家住宅」の案内板があります。その狭い路地には、何故か、足跡が(笑)

 

 

 

案内板の指す方向に進むと、左側に、古そうな建屋が見えて来て…

 

 

 

こちらが「旧大塚家住宅」。千葉県指定有形文化財。

建築の構造や様式などの特徴から、江戸時代末期の建築と推定され、大塚家は屋号を「兵左衛門」と称し、周囲からは「ショウゼムドン」と呼ばれ、埋め立て以前は、冬季に海苔を生産し、農業も営んだ半農半漁の家でした。

 

 

木造平屋建寄棟造で茅葺屋根。

間取は中央に大きな居間があり、右手に土間、境川に近い方に寝室、左手前には小部屋、左手奥に客座敷などがあり、大きな特徴は屋根裏2階を設けている処で、洪水などの被害に悩まされた人たちの知恵で、家財道具などの避難場所として被害を最小限にする工夫がされています。

建坪は27.5坪、当時の漁家と比べて規模が大きい住宅です。

 

 

 

旧大塚家住宅」。こちらも開館時間を過ぎていて、入れず…(涙)

 

 

 

旧大塚家住宅」は、境川に面しています。

 

 

 

境川に沿って、右手、東に進むと、記念橋という人道橋があって…

 

 

 

更に、境川に沿って歩くと、右側に洋館が見えて来るんですよね。

 

 

 

その隣にも古そうな建屋が、棟続きで並んでいて…

子育てサロン「堀江つどいの広場」とあります。

 

 

 

この洋館は、「旧濱野医院」。こちらも一般公開されているんですが、土日のみ…この日が平日でしたので、内部見学できず…残念(涙)

 

 

 

旧医院の特徴

フラワー通りにあり、背後は境川に面し、昭和4年(1929)建築の医院併用住宅で、当時の浦安では洋館風建築物第1号だったと言います。

 

 

建物は、一部二階建ての洋館と平屋の和風住宅を合わせた形で、洋館部分1階の正面手前は待合室、薬局診察室からなる医院部分で、その裏手に中廊下を隔てて和室の客座敷があります。

客座敷の境川に面した外観は洋館の意匠ですが、庭に面した側と内部は和風の意匠を見せています。

 

 

旧医院とは

明治20年頃(1887)浦安において西洋医学の医院第1号として、濱野鼎氏が堀江に開業し、明治40年(1907)に子の濱野太郎氏に引き継がれ、現在の場所に移転。

昭和に入り、孫の濱野久雄氏が平成8年(1996)まで診療を続けられ、明治・大正・昭和・平成と100年以上、3代に渡り地域医療に貢献しました。

 

 

 

建物の概要と、実施した工事についての説明書きもありました。

 

 

旧宇田川家住宅」「旧大塚家住宅」「旧濱野医院」と、浦安には、歴史的建造物がいくつも近くに残っているんですね~スゴい!

でも、内部見学できなかったので、後日、改めて訪問しよう!と決意した次第です・

 

 

 

宝城院」「旧宇田川家住宅」「旧大塚家住宅」「旧濱野医院」と回った後は、浦安駅に戻りながら、歴史散策を続けました。

その様子は、また後日。

 

 

 

 

宝城院

千葉県浦安市堀江4‐14‐1

 

 

旧宇田川家住宅

千葉県浦安市堀江3-4-8

 

 

 

 

旧大塚家住宅

千葉県浦安市堀江3-3-1

 

 

 

 

旧濱野医院

千葉県浦安市堀江3-1-8

 

 

 

 

 

 

 

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