2017年8月11日の筑前町・大刀洗町散策レポの続き。
大堰神社・大堰公園・床島堰用水路江戸前水道の続き。
大堰神社・大堰公園・床島堰用水路江戸前水道（その１）のレポ
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12484253366.html
「大堰神社」をお参りした後、本殿の後ろ側に進むと、小石原川が流れていて…。
なかなか風情があるな～♪いい眺め♪
しかし、「その１」のレポで紹介した由緒書き「床島堰用水路江戸前水道（南北水路）」には、正徳2年（1712）に完成した「床島堰」、筑後川の水を恵利堰から床島用水を経て江戸前に至り、「大堰神社」の地点で大きく二分、水路は小石原川を潜って、南北二水道に分かれ、とありましたが、この小石原川を用水路がくぐっているの？？？
「大堰公園」の看板。「桜づつみ」とありますね。
周辺の地図がありました。よ～く見ると、「床島堰用水路」が「大堰公園」「大堰神社」の下を通っているように見えますね！
小石原川を背にして、眼下を眺めると…。おお！水路がある！行ってみましょう。
その水路に近付くと、ものすごい勢いで、水が流れて出て来るではありませんか！
水路上部、橋の欄干下には、大きな石の柱のようなものが置かれていて、享保12年の銘が見えます。
おお！これが「その１」のレポの由緒書き「床島堰用水路江戸前水道（南北水路）」にあった「水門として使われていた享保12年の銘の石材」になるのか～♪
この水路が、南水道なんですね。
満々と水をたたえた水路。その水の量と勢いに圧倒され、逆に怖さを感じるくらいでした。そのくらい水をたくさん必要としている、ということなんでしょうね。
用水路の先にある水門。ここで、水量を調整しているんですね。
この用水が、この先、各所の農地に分配されて行くんですね。
水門からは、歩いて来た道を戻って見ると、左手に橋の欄干が見えて、その先には、何やら、屋根のようなものがあることに気づきました。
上の写真の奥に見えるのは、水門のようです。
屋根のような見えたものの先からは、こちらも大量の水が流れ出ていました。
先程の水門で、北と南に分水しているようで、前述の由緒書きには。改修工事により以前の南北水道は南の一水路にまとめられとありましたので、まとめられた用水は、この地点分水するようになった、ということのようです。
分水路を通った水が、先程の水路とは違った地区に、農業用水を供給して行くということか…。
「床島堰用水路江戸前水道（南北水路）」の見学を終えて、大堰駅に戻ります。
大堰駅近くまで戻ると、レンガ積みの倉庫のような建屋があって…。
その後ろの広い空間には、井戸もありました。
その先に、祠を発見。
中には、不動明王がお祀りされていました。左の石には、何か刻まれているようでしたが、よく分かりませんでしたよ…(涙)
大刀洗町富多地区住所案内の地図があって…。おっ！「大堰神社」の所で、水路が二つに分かれている！これは、水路の改修工事がなされる前のものなのでしょうか…。
西鉄甘木線大堰駅に到着。
大堰駅の駅名標。
次の列車まで、まだ時間があったので、駅近くを、もう少しウロウロすると…。
ネコちゃん、発見！
「大堰神社」をお参りした後は、大堰駅から電車に乗って帰路に着きましたので、このシリーズもこれで終了です。
このシリーズも、大変長くなってしまいましたが…(涙)
最後まで、お付き合い頂きまして、ありがとうございました！(^^)
しかし、筑後川沿いって、大きな河川なので、水不足はなかったのかと思っていましたが、土地の高低差等の影響により、農業用水が足りない地区が意外に多いことを知りました…。
その為の用水路建設とは、農民の方々には死活問題だったのですね…。
それに、大刀洗町に飛行場があったとは、全然知らず、散策していろいろと発見があって、とても勉強になりました(^^)
大刀洗町周辺も、見所満載♪
大堰神社・大堰公園
福岡県三井郡大刀洗町冨多2145付近
にほんブログ村 福岡（市）・博多情報
https://localkyushu.blogmura.com/fukuoka_town/ranking.html?p_cid=10197823
↑ランキング参加中！クリックして戴けますと、嬉しいです！
人気ブログランキング
https://blog.with2.net/in.php?819555
↑ランキング参加中！クリックして戴けますと、嬉しいです！