2017年4月2日の岩国レポの続き。
「岩国学校教育資料館」の続き。
岩国学校教育資料館(その2)のレポ
https://blogs.yahoo.co.jp/hsnm3373/42240675.html
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12432388348.html
教科書展示室には、「第1次・2次小学校令期 検定教科書の時代」の教科書が展示してあって…。明治19年から32年までのものですね。
明治になると、国定教科書ではなく検定教科書になるんですね。
ショーケースの上に置かれた教科書のコピー。まさに、昔の教科書という感じがしますね~
ひらがなで書かれていますが、歴史的仮名遣いですね~当たり前か(笑)
続いて、「学制期の教科書」明治5年から12年にかけての教科書がありました。これはまた歴史を感じさせる教科書ですね~!
「江戸時代 寺子屋教本・一般教養書」も!これは…ものすごいものが残っていますね!
「嘉永新版 實語教童子教」というものがありました。「大坂 近江屋善兵衛版」。実語教、童子教とも、漢字五文字で口調よく表現された子どもに対する教訓の本で、鎌倉時代から江戸時代の末期にかけ、数百年に渡り使用され、儒教や仏教の思想の色彩が強いんですね。
童子教は、鎌倉時代の僧侶によって作られたと言われています。
へぇ~こんなものまで、展示されているのか~!
「改算塵劫記」という文化年間(1804~1817)の算術書や、「算法通書」という嘉永7年(1854)のものも展示されていて…。
「改算塵劫記(かいさんじんこうき)」は、算法書の一つで、江戸時代に広く使われました。
中国の算法書を日本の事情に合うように作った優しい入門書になるそうですよ。
ソロバンの絵も描かれていて、これは分かり易かったのでしょうね。下町おやじは全然読めませんが(笑)
「平家物語」に「十八史畧」も!す、すごい…。
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十八史略
『十八史略』(じゅうはっしりゃく)は、南宋の曾先之によってまとめられた中国の子供向けの歴史読本。三皇五帝の伝説時代から南宋までの十八の正史を要約し、編年体で綴っている。(後略)(ウィキペディア「十八史略」)
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%85%AB%E5%8F%B2%E7%95%A5
「鎌倉實記」、「武家盛衰記」も!
「日本外史」嘉永元年(1848)のものもあるとは…。スゴ過ぎる!!!
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日本外史
『日本外史』(にほんがいし)は、江戸時代後期に頼山陽が著した国史の史書(外史とは民間による歴史書の意)。源平2氏から徳川氏までの武家盛衰史で、すべて漢文体で記述されている。文政10年(1827年)、山陽と交流があった元老中首座の松平定信に献上され、2年後に大坂の秋田屋など3書店共同で全22巻が刊行された。明治以後、日本語口語体に訳された本も数社から刊行されている。幕末から明治にかけてもっとも多く読まれた歴史書である。(後略)(ウィキペディア「日本外史」)
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%96%E5%8F%B2
ショーケースの上に置かれた教科書のコピー。「タカヨミ」ではなく「ヨミカタ」と読むんですよね(笑)
中を開くと…。おお~カタカナ書きだ~(^^)
1階の見学を終え、2階に上がります。
すると、こんなものが…。「アンソニー写真機」。昔のカメラですね。それにしても、デカい!
2階は、まず「郷土館」から…。
「郷土館」には、岩国の偉人たちの写真が展示してあって…。
岩国を代表する吉川家の資料も展示してありました。
「その4」に続く。
岩国学校教育資料館
山口県岩国市岩国3-1-8
http://kankou.iwakuni-city.net/iwakunigakko.html(岩国市HP)
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https://blogs.yahoo.co.jp/hsnm3373/42269128.html