カジノについて。
ルーレットとブラックジャックをやってきました。
ルーレットは、「00」がない良心的なタイプですが、
(00があると払い戻し率約95%、00がないと払い戻し率約97.5%)
ミニマムベッドは結構高額でした(赤か黒か、みたいな約1/2のかけは最低10ドル)。
ルーレットにおいても、文化の違いを実感しました。
基本的にルーレットの出目は、完全にランダムです。
店側は意味のないイカサマをしなくても、0の分だけ儲かっていきます。
よって、出目を予想することは、戦略的にはナンセンスです。
しかし、ゲームを楽しむために、ついつい傾向を分析してしまいがちです。
実際、私は過去の結果から出目を予想して、色々賭け方を変えて楽しんでいました。
しかし、現地の人で、とにかく同じ数字にかけ続ける人が結構いるのです。
自分の好きな数字に賭け続けているのでしょうか?
ディーラーも、それが当たり前という感じで、
当たったお客に配当のチップを渡すとき、一部を前回と同じ賭けに勝手に置いていました。
お客さんのおばちゃんの方は、
「あら、私の番号をもう覚えてくれたのね」
みたいなことを多分言っていました。
日本人の私からすれば、同じ数字に賭け続けるのはなんだか面白くないなーと感じました。
で、なぜ自分は、過去の傾向から数字を予測することがスタンダードになっているのか考えましたが、
思いついたこととしては、「ゲーム文化」があると思います。
ゲームにおいて、確率抽選的なゲーム要素がある場合(はぐれメタルがどうやったら出るか、とか)、
完全にランダムなものと、予定調和的なものがあります。
予定調和的なものには、プレイヤーが何をしたって予定調和的になるものと、
傾向が読めて、対策が立てれるものがあります(電源を入れてから○歩目にエンカウントする敵を倒すと必ず特定のアイテムが貰える、とか)。
で、小さい頃からゲームをしてきた私としては、
その抽選がランダムなのか法則性があるのか、
法則性があるなら、それを見抜いて得をすることができるか、
ということを見抜こうとする、それを楽しもうとする癖が染み付いているのかもな、と思いました。
前述したとおり、ルーレットにおいて、出目を予測することは、本来全く意味がないわけですからね。
それでも、なんとなく楽しむためにやってしまうわけです。
違う楽しみ方をしている人たちに、違和感を覚えてしまうわけです。
こういう経験は面白いですね。自分のルーツを考えさせられます。
ちなみに、勝負の方は、
序盤に1点賭けのラッキー7が的中し(好きな数字を狙ってるじゃないか 笑)、
その後も1st12など、約1/3の賭けを勝負どころで的中させ、
100ドルが175ドルになりました。
BJは、ミニマムが10ドルであり、普通の人には結構つらいのではないでしょうか?
私はパチスロで慣れているので平気です。
BJで一つ、驚いたことがありました。
それは、お客が他のお客にベットしてくる、ということです。
BJの場合、ヒット、スタンド、ダブルダウン、スプリットなどの選択肢がプレイヤーにあるので、
他人に賭けられると、正直困りましたし緊張しました。
間違った行動をすれば怒られるかもしれないし、
言葉も通じず、会話ができないので余計に大変でした。
ダブルダウンやスプリットなんて、賭け金が増えてしまいますからね。
ほんとに勝手に判断してよかったのか良く分かりませんでした。
BJには、全ての事象に対して確率的に最も有効な選択を一覧にしたチャートがあるのですが、
それを日本である程度覚えていったので、助かりました。
それにしても、自分ではプレイをせずに、他人に賭けてばかりの人もいて驚きました。
日本人発想からすれば、自分でプレイした方が絶対に面白いのに、という感じです。
ギャンブルにおいて、「運の良い人」「波に乗ってる人」という考え方が根強くあるんだと思います。
BJにおいても、「今、こいつに流れがきてるな」と判断できる場合に賭けているんでしょうし、
バカラの必勝法で、いかにも流れのなさそうな人を探し出し、
その人の逆張りを続ける、なんてのを読んだこともあります。
確かに、人間には波があり、日常生活の中でも、運のいい時、悪い時があるのは実感できます。
数学的にも、運の良い人、悪い人がいることは当然のことです。
しかし、数学の世界では、厳密に言えば、「今まで運の良かった人」です。
今後も、その人に期待値以上のことが起こるかどうかは全く分かりません。
しかし、一つの思想として、
大きなうねりには逆らえないから、その流れにうまく乗ろう、
と考えるのは、なかなか興味深いなあと思いました。
ちなみに、BJの勝負の方は、
大きく張った勝負どころではなかなかうまく勝てないものの、
それを帳消しにする勝率の良さでどんどんチップが増えていきました。
しかし、そのおかげで逆に大きく張りづらくなってしまいました。
本当は、せっかくカジノに来たのだから、大きな勝負をしようと思っていたのですが、
こつこつ増えているのにそこから掛け金を大きくしてしまうと、
いわゆる倍プッシュと逆の行動になってしまうので、
その日に勝ち越す可能性を低くしてしまいます。
話のタネのためになるべく勝ち越して帰りたいと思っていましたので、
しょうがないのでそのままプレイを続け、
100ドルが200ドルになって終わりました。
結局、合計175ドル勝ったわけですが、
大勝負の予定のためにかなりの現金を豪ドルに変えていたので、
円→豪ドル→円の換金ギャップで勝ちの半分以上は消えてしまいました。
為替って、なんであんなに換金ギャップをとられてしまうんでしょうね?
現地に、日本人同士が勝手に円と豪ドルを交換するような場所があれば、
全く換金ギャップがなくていいのになーと思いましたが、
そういうところを見かけないってことは、何らかの法律に触れてたりするんですかね?
初海外旅行なので、不思議に感じることが多かったです。