面接は、何を聞かれるかわからない?


「予想外の質問をされてしどろもどろになってしまった」なんて話を時々聞きますが、

これにはある程度の対策が可能です。


しかし、「面接でよくある質問と、回答例」なんてものが掲載されている本もありますが、

それを読んで勉強するだけだと対症療法になってしまいます。

質問例になかった質問が来てしまえば、それまでです。


まずは、根っこの部分を押さえることが肝心でしょう。

根っこの部分とはつまり、「面接官が何を知りたいか」です。


いくら質問の形式が変わっても、この部分は変化する筈がありません。

それに対する答えを用意しておけば、質問の形式が変わっても、どう対応すればいいかだいたいわかる筈です。


面接の基本質問は「自己PR」と「志望動機」の2つなのですが、面接官の意図がわかれば、なぜこの2つが基本なのかもわかると思います。



面接官は、何を知りたいのか?


それは、次の2点に集約されるでしょう。


 1.この学生に、能力はあるのか?


能力のない学生に入社されても、企業の利益には繋がりません。


新入社員を雇うと、研修やら福利厚生やらで企業のお金はかなり飛びます。

研修後に、

社員の活躍によって得られる対価-社員への投資

がプラスに転じるようにしなければならないのです。


ですから、学生は面接官に対して「自分に能力があります」とアピールする必要がある。

それが「自己PR」なのです。


ちなみに、企業とは基本的にチームで結果を出す場ですので、スタンドプレイヤーはいりません。

自己PRでアピールする能力は、チームで発揮できる能力にするといいでしょう。


 2.この学生は、会社に合っているのか?


会社に合っていない学生を入れてしまうと、学生にとっても企業にとっても不幸です。


例えば、

・入ってから「自分がやりたい仕事と違った」と感じて、仕事をが嫌になってしまう。

・体力が必要な仕事なのに、体力のない学生が入ってきてしまった。

・体育会系で、宴会芸(裸踊りなど)や酒飲みが必要な職種なのに、芸も酒も苦手な学生が入ってきてしまった。

などなど。

そして、かなりの確率で辞めていってしまうでしょう。


こういうミスマッチを減らすために、学生の側は業界研究・企業研究をします。

そして面接官側は、「志望動機」を聞いて、その学生が企業に合っているのかを判断するわけです。



面接での質問は、「自己PR」「志望動機」の変形


面接官の意図がわかれば、ほぼ全ての質問が、この2つから派生したものだということがわかるでしょう。


「自己PR」

「学生時代頑張ったことは?」

「友達から、どんな性格だって言われる?」

「趣味は何?」

「ナンバーワンになった経験はある?」

「リーダーシップはある方?」


「志望動機」

「この会社のいいところと悪いところはどこだと思う?」

「入社してから何をやりたい?」

「将来の夢は?」

「うちの志望度はどれくらい?」

「体力はある?」

「酒は飲める?」


究極的には、この2つさえ完璧にしておけば、全ての質問に対応できるのです。

質問をされた時には、どちらに属する質問か考えて答えられればだいたいOKです。


細かいテクニックに関しては、のちの記事で触れることにしましょう。



面接対策オススメ本


面接対策でお世話になったのは、この本でした。ロジカル面接術

ロジカル面接術


小手先のテクニックではなく、面接官の意図と、自分がどう答えるべきか、

そして自分の答えに説得力を持たせるためにはどうすればいいかについて書いてあります。


まだ面接を残している人は、面接の直前でもいいので読んでみるといいと思います。



【次回の予定】集団面接について