志望動機は使い回せない?


就活中、


「自己PRは固まってきたけど、志望動機をどう書いていいかわからない。

企業によってやってることは違うから、同じことは書けないし……」


と言う人に、数多く会ってきました。

そういう人は、面接の時にも「どうしてその企業なのか」が説明できずに困っていたようです。


しかし、志望動機は使い回せます


私は、かなりの企業に同じ志望動機を使っていました。

もちろん同じ文章をそのまま使うわけにはいきませんが、根っこの部分の「大目標」は同じことを書いても大丈夫です。

その夢に到達するために、企業によってアプローチが違うだけなのです。



大きな夢を語れ


企業の業務について研究をして、

「○○という業務に就いて○○をしたい」

と細かく書けば、「きちんと業界研究をしているな」と思われて高評価が出そう。


そう思う方も多いでしょうが、そんなに細かいことを書く必要はありません

志望動機では、もっと大きな目標、夢について書くべきなのです。



ある社会人の夢


例えば、私の会った社会人に、

【外交官→電力会社→フリーの家庭教師】

という、統一感なく見える経歴を持つ人がいました。


しかし、その人の夢を訊いてみると、それは一貫していました。


「日本とアジア諸外国との架け橋になりたい」


です。

この夢から、外交官になった動機はすぐにわかるでしょう。

電力会社を志望したのは、発展途上国で施設を整備して豊かにしていきたかったから。

教師になったのは、教育を通じて日本とアジアの人々の関係性を変えたかったから。


アプローチが違うだけで、同じ目標を持っていたわけです。



企業による違いは、アプローチの違い


ESに書く志望動機も、上の例と同じで、大目標は同じで大丈夫です。

あとはそれぞれの企業がやっていることを、大雑把でもいいので捉えて、

「その企業で自分の夢を実現させるためにできること」を書けばいいのです。



私の周りに、ESに「あなたの夢は何ですか」と言う項目があるのを見て、

「いやぁ、夢って書くの難しいね。企業とぜんぜん関係ないこと書いて落ちたよ」

と言っている人がいましたが、

基本的にこの項目は志望動機と同じなのです。


企業と関係なくても、面白い夢ならES通過することもあるかもしれませんが、

それから先の選考にも使われる以上、アピールできるところでしておくべきです。

志望動機とリンクさせて書くべきでしょう。

「なぜその企業か」という理由に関しては、1行くらいの短い記述でも大丈夫です。



他人の志望動機は参考になる?


一応、皆の就職活動日記 やエントリーシート対策本で他人の志望動機を確認しておくことは大事です。

しかしうわべだけをなぞって書いたのでは、自己PRや面接との一貫性が失われてしまいます。


自分の夢は何なのか、実現できたら面白そうと思うことは何なのか。

多少荒唐無稽になってもいいので、自分で考えることが大事です。


対策本の実例は、「この企業ではこんなことができるんだな」と簡単に知るために使うというのがベストでしょう。

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