135  倉琉ヨシーデの独り言


  〜タイムスリーパー不安定日記〜


   7月10日


  ◉   肩もみ(楽屋から火を出す)


会社勤めの頃  

疲れていると思い

軽い気持ちでバイトの女の子の

肩を揉んだことがある


  《整体やってたから

   つい手が出てしまったんだねぇ》


その頃のヨシーデは

整体の学校に行っていて

誰でもいいと言ったら

失礼だけど  

とにかく整体をやりたくて

しょうがなかった


  《あっちこっちで

      整体をやりまくったよ》


ちなみに

ある人の

肩を揉んだら

あまりに肩がカタかったので

こりゃダメだと思ったそうだ!

肩だけに.


  《やっぱり くだらないなぁ》


話をもとに戻そう.


そしたら女の子の

ヨシーデを見る目が

凄くイヤらしい事をする人がいると

いう感じで見た


  《確かに いやらしいなぁ!》


その頃のヨシーデは


楽屋から火を出す

(がくやからひをだす)


で 自分から災いを

引き起こすことを

したと思って反省していた


  《そういえば思い出したよ》


テレビで野球を見ていたら

アメリカにいる

日本人の大物大リーガーが

前にいるバイトの

女の子の肩を揉んでいた


  《そんな事があったよ!》


夢の球宴のようだったが

バイトの女の子は

テレビに

映っていたからなのか

何もないような感じで すましていた


  《笑ってたなぁ!》


内心 大物大リーガーに

さわられたんだから

嬉しいだろうと

思っていた


  《まぁ 当然だね》


有名な大リーガーと

好きでもない無名な人では

どうせなら有名な人に

触ってもらいたいし 

無名な人に触られると

もしかすると犯罪になるかも しれない


  《だろうな!絶対 犯罪だよ》


そんな感じで

人とふれあう事が

なくなったヨシーデは

つまらない人間になってしまっていた


  《とにかく 

   どうやって人に

   接触すればいいか分からないよ》


そしてヨシーデは思った.


要するに

ヨシーデは

バイトの前を自由に歩ける

憧れの存在にならなければと

いつも考えている


  《ほど遠いけどね!》


〜つづく〜