【今回の表現】belum pernah と tidak pernah は同じ?
【難易度】初級 ★☆☆(やさしい)
Halo, selamat siang.「こんにちは」
INJインドネシア語講師のイワンです。
Apa kabarnya?「お元気ですか?」
今回は、前回に引き続いて経験を示す pernah について書きます。
pernah は次のように使われています。
1. Saya pernah makan nasi goreng.
私はナシゴレン(焼き飯)を食べたことがあります。
2. Saya belum pernah makan nasi goreng.
私はナシゴレン(焼き飯)をまだ食べたことがありません。
3. Saya tidak pernah makan nasi goreng.
私はナシゴレン(焼き飯)を食べたことがありません。
否定文にするには、pernah の前に否定語の belum と tidak を入れます。
belum pernah と tidak pernah は両方とも未経験を表わしますが、ニュアンスが少し違います。その違いが分かりますか?
tidak「~ない」は、これまではもちろんのこと、今後の可能性も否定する語なので、tidak pernah「~したことがない」には、「今後、食べてみたい」という気持ちは含まれていません。そこで、3番の文には「ナシゴレンを食べたい」というニュアンスは含まれていません。
一方、belum pernah は「まだ~したことがない」には、「まだ経験していないけども、今後、経験したい」というニュアンスが含まれています。そこで、2番の文では「まだナシゴレンを食べたことがないが、食べてみたい」という意味になります。
そこで、インドネシア人に Pernah makan nasi goreng?「ナシゴレンを食べたことがありますか?」と聞かれたら、2番の文で答えてください。3番の文で答えると、「ナシゴレンは国民的なインドネシア料理なのに食べたくないんだ」と相手をがっかりさせることになります。
逆に、よくないことや、今後、経験する可能性のない未経験を表したいなら、belum pernah ではなく、tidak pernah を使いましょう。
次の例文を見ましょう。
Saya tidak pernah mencuri.
私は盗んだことはありません。
Saya muslim, jadi tidak pernah makan daging babi.
私はムスリムなので、豚肉を食べたことはありません。
【練習問題】
それでは、場面を考えて、被告人の答えを選びましょう。
belum pernah と tidak pernahのどちらを使ったらよいでしょうか?
場面:被告人は裁判で殺人事件で加害者として訴えられましたが、起訴事実を否認しました。
被告人の答えはどちらでしょうか?
A. Saya belum pernah membunuh.
B. Saya tidak pernah membunuh.
【練習問題の解説】
membunuh「殺す」はよくないことですが、被告人が「今後、人を殺したい」という気持ちがあるかどうかで答えが違ってきます。そういう気持ちがあれば belum pernah を使い、なければ tidak pernah を使います。
pernah、belum pernah、tidak pernah を用いた文を知りたい方は、私が書いた『快速マスターインドネシア語』(語研)の第6課を見てください。
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Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya.
さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。
Sampai jumpa lagi!
それでは、また!
【練習問題の解答】
B. Saya tidak pernah membunuh.
私は殺人を犯したことはありません。






