【今回の表現】cari nama「名前を探す」とは?
【難易度】初級 ★★☆(少し難しい)
Halo, selamat siang.「こんにちは」
INJインドネシア語講師のイワンです。
Apa kabar?「お元気ですか?」
前回のブログを読みましたか?
前回のブログは cari muka について書きました。
今回はその続きで、cari nama という表現を紹介します。
次の会話を見てみましょう。
Aさんは日本人で、Bさんはインドネシア人です。
A : Katanya kamu akan presentasi di Jepang, ya.
Berapa orang pembicaranya?
B : Sekitar 50 orang.
Aku akan cari nama di sana.
A : Kamu akan mudah cari nama karena namamu pakai katakana.
B : ???
A:君が日本で発表するって聞いたよ。
発表者は何人いるの?
B:50人くらい。
そこで僕は cari nama するつもりなんだ。
A:君の名前はカタカナで書かれているから、簡単に cari nama できるよ。
B:???
Bさんは日本で行われるセミナーで発表する予定で、発表者は50人ほどいます。
Bさんは cari nama をするつもりですが、AさんはBさんの名前がカタカナで書かれているので簡単に cari nama できると言いました。
たしかに、日本人の多い50人の発表者リストの中に、1人だけインドネシア人の名前がカタカナで書かれていれば、すぐに見つけられますね。
しかし、BさんはAさんの言ったことが理解できず、返事をしませんでした。
では、なぜBさんはAさんの言ったことがわからなかったのでしょうか?
その原因は cari nama という表現にあります。
cari「探す」、nama「名前」という意味なので、cari nama を直訳すると「名前を探す」となります。Aさんはこの意味で使いました。
しかし、Bさんが言った cari nama はイディオム(慣用表現)です。
この「名前」は「自分の名前」ではなく、「多くの人に知られている有名な名前」という意味です。
無名の自分が海外のセミナーで発表すれば、その場にいる専門家たちに自分の能力を認めてもらい、自分の名前が知られるようになります。
つまり、この cari nama は「知名度を上げる」「名声を得る」という意味になります。
もっとわかりやすいように、次の会話を見てみましょう。
新しいバンドメンバー同士の会話です。
A : Ada tawaran main di stasiun televisi, tetapi tidak ada honornya.
Bagaimana?
B : Tidak apa-apa.
Kita bisa cari nama di sana.
A:テレビ局で演奏のオファーがあるけど、報酬は出ないんだ。
どうする?
B:大丈夫だよ。
そこで知名度を上げることができるから。
これで、cari nama の意味と使い方はわかりましたね。
また、前回のブログで紹介した cari muka との違いも理解できましたね。
cari muka は「他人の顔」を探しますが、一方で、cari nama は「自分の名前」を探すという違いがあります。
このように、インドネシア語には、cari nama や cari muka のように、直訳の意味から離れたイディオムがたくさんあります。
そうしたイディオムの意味や由来を知りたい方は、ぜひ私の授業に来てください。面白く分かりやすく説明しますので、一緒にインドネシア語を勉強しましょう。
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Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya.
さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。
Sampai jumpa lagi!
それでは、また!
次回のブログのテーマは、まだ考え中です。
皆さんが正しいインドネシア語を使えるようにあれこれ考えています。
もしインドネシア語を勉強していて疑問に思うことがあれば、参考にしたいのでコメントで教えてください!
お楽しみに!

