腕時計のチェーンが外れた。

 

 

私の時計、まさにこのデザインなんだけど、ベルトとベルトを繋いでいるチェーンが外れてしまったので怖くて使えない。

 

インドで修理に出したら、時計自体に傷がつきそうでそれも怖い。

(実際、昔デリーでやってもらったら、金属のへらで無理やり蓋をはぎ取られた)

 

なので、そのままの状態で家にある。

 

 

実は、日本から戻ってくる前日にも、突然このチェーンが外れてしまった。

 

メーカーに頼むと時間がかかるので、街中の修理屋さんで電池交換と共にお願いしたら無料で何とかはめてくれたのだけど、少しひっかける部分が曲がってしまっていた。

 

あれから1年ちょっとでまた外れたということは、もう部品自体を変えてもらった方がいいのではないかと思う。

 

それは日本に帰らないとできないし、今度いつ帰ることができるかも分からないので、インドにいる間は(つまり、この先ずっとということだけど)安い腕時計を使い捨てのように使うのがいいのかもしれないと思った。

 

うちの夫も、電池交換になる前にいつもボロボロになるほど使い倒している。

電池交換自体、今までしたことがないらしい。

 

 

 

そんなことを考えていたらふと思い出したのだけど、これまた何年か前の一時帰国で、日本からインドへ戻ってくる時。

 

飛行機に乗る前日に、時計が止まったことがあった。

 

しかも、インドに持って行こうと思って買ったばかりの時計。

 

雑貨屋さんで2,000円ぐらいだったので、ちゃんとした電池を入れていなかったのかもしれない。

 

この時も、インドで電池交換をしたら傷が付く可能性大と思い、慌てて電池交換をしてくれる場所を探した。

 

その時、友達と一緒に有楽町にいて、たまたま交通会館の地下に時計屋があり、聞いたらやってもらえるとのことだったのでお願いしたら・・・

 

なんと電池交換後に言われた値段が5,000円!!ゲッソリゲッソリゲッソリ

 

時計の値段をはるかに上回る金額だった。

 

一瞬迷ったけど、その時はその時計がすごく気に入っていたので、仕方なく5,000円払った。(今なら絶対に払わない)

 

だけどやっぱり後からふつふつと怒りが湧いてきて、今でもたまに思い出してはムカついている。

 

 

 

時計だけでなく、着るものももうどうでもよくなってきた。

 

一生ユニクロでいいし、なんなら一生無地で同じ形の服でもいい。その方が楽だから。

 

踊りをやっていた頃や、結婚当初は毎日民族衣装を着ていたけれど、これも一昨年日本から戻ってから特別な日以外着なくなった。

 

どうしてかと言うと、「私は外国人で、あなたたちとは価値観が違いますよ」という意思表示のために、わざとそうすることに決めたからである。

 

カタックやブバネシュワールの既婚女性が洋服を着ていることは滅多になく、みんなサリーかパンジャビドレス、もしくはナイティを着ている。

 

一時期ジーンズが流行って、40~50代に見える女性がジーンズ姿でいるのを何度か目撃したことがあったが、若者ならまだしも、典型的インド人体系のその年代の女性にはやはり無理があったように思う。

 

本当は民族衣装も大好きでたくさん家にあるのだけれど、周りと合わせようとしていると思われて価値観を押し付けられないように。

あえて「変わった人」と思われるように。。。

 

そうすることで、自分が楽だから。

 

実際、Tシャツやカットソー素材はアイロンもかけなくていいし、ゴロンと横になっても突っ張らなくて、一石二鳥。

ただ、猛暑の時期だけは涼しさが織物の綿生地に負ける。

 

オリッサの既婚女性がつけるネックレス、腕輪、足の指輪だけは、それでもたまに言ってくる人がいるので、今でも付けている。

(これは夫のためという意味もあるので)

 

 

 

なんか話が逸れてしまったけど、若い頃はこんな風に自分がなろうとは思ってもいなかった。

 

人って環境で変わるものである。

 

もしかしたら、いつかインドの都会に住むようなことがあって、外国人がたくさんいる環境になったりしたら、また民族衣装が着たくなるのかもしれない。

 

そしてオシャレな時計やアクセサリーも・・・?

 

それまでは、ひたすらシンプルでいたいと思います。

 

 

 

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