家が全然見つからないと思っていたら、今日空き家情報が入ってきた。R先生の旦那さんの知り合いがわざわざ教えに来てくれたので、さっそく夜見に行くことになった。
何人も一緒に共同生活をしていると面倒なことが色々起こるのだけど、みんなが常識的な行動をとっていれば普通は避けられるはずのことばかりである。
例えば、人のものを勝手に飲んだり使ったりする人がいる。だいたい誰がやっているのか予測はつくのだけれど、現場を見たわけではないので注意するのが難しい。それに、ジュースを飲まれたことぐらいでいちいち飲んだ人を探し出して文句を言うのも、子供じみているような気もする。自分の買ってきたものを勝手に飲まれていい気持ちはしないのだが、多めに見るしかない。(調味料・洗剤・トイレットペーパーなども同じ)どうしても使われたくない物は自分の部屋に置いておくに限る。
みんなの共有物を使った後、きちんと片付けない人がいる。これも犯人は分かっているのだけれど、誰も注意しないので台所はどんどん汚くなっていく。料理に使ったフライパンを3日も洗わないで、そのうち自分が使ったことさえ忘れてしまっている性質の悪さ。使ったものは出しっぱなし。前までは私が何度か注意していたのだが、もう注意する気もなくなってしまった。彼女のおかげでなべやフライパンが使えなくなるので、私は自分専用のなべやフライパンを買い部屋にキープしてある。その方がいちいち注意するよりもストレスにならないからだ。
自分の家ならいくら汚していても構わないけれど、周りに迷惑をかけるような人はこういうところに来ないで欲しい。こういう人は、自分が周りに迷惑をかけているとは微塵も思っていない。だから注意しても他人のせいにしていい訳する。いったいどういう育てられ方をしてきたのだろうと思ってしまう。
一人で暮らせる家が見つかればこういうストレスからは逃れられるのだが、ここでの家探しはそんなに簡単なものではない。今日見に行った家が理想通りのものならどんなに良かったか分からないが、現実は厳しかった。見た瞬間無理だと思ったのだけど、せっかく探してくれたのにすぐには言えなくて(大家さんもいい人そうだったし)、明日返事をすることにした。引っ越したら引っ越したでまた別の問題が色々出てくることも分かっているのだけど、どこかにいい家はないのかなぁ。
(公園は別世界。インドにしては管理が行き届いている。)