朝、ベランダの掃除をしているとハチに刺されて大変な目にあった。いつの間にハチの巣ができていたのか全く知らなかったのだが、ドアの裏側に隠れていたのである。ドアを動かしたときに巣に当たったのか、気付いたら大量のハチに囲まれていて、小学生の遠足のときにハチが来たら動かない方がいいと言われていたのを思い出し、身動きしないでいると一度に4ヶ所(手の指・足の指・耳・胸)も刺された。それとも4ヶ所で済んだ、なのか。

 刺された瞬間は思っていたほどの痛みではなかったのだけど(注射に似ている)、しばらくするとだんだんズキズキしてきた。もう死んでしまうのかも・・・と思いながら、辞書でハチをオリヤー語でなんと言うのか調べ、1階に住んでいるインド人家族のところへ足を引きずりつつ向かう。病院に行かなければならないのかと思ったら、ギーを火で炙った熱々のものを塗って終わりだった。毒は?と聞くと、毒なんてないというのでひとまず安心した。
 私はなにか痛い目にあうと、いつも自分が人に何か悪いことをしてしまったことの戒めなのではないかと考える。それは小学生のときからずっと続いている習慣のようなものだ。今日も色々考え、反省した。
 
 夜、フェスティバル最終日。今日はオリッシーはうちの学校のグループダンスだけで、あとはクチプディのグループダンスとカタックのグループダンスだった。クチプディはいいダンサーもいたのだけれど、コンポジションがあまり好きではなかったし、カタックはほとんどコンテンポラリーダンスだった。(R先生は良かったと言っていた)
今日の楽しみはオリッシーだけだったのだが、観る前にオートが迎えに来る時間になってしまって仕方なく帰った。
 3日間のフェスティバルは、日を追うごとに観客が増えていった。今回一番の収穫はなんと言ってもチョウダンス。あの不思議な魅力は一体何なのだろう・・・。