なぜインドの家の中はこんなに暑いのだろう?きっと断熱材が入っていないとか、屋根の形とか、素材とか、日本の家で工夫して作ってあるようなところがそうなっていないからだろう。石の床はまるで床暖房が効いているように生暖かい。
 
 昨日の公演会場が冷房のききすぎで、朝起きたら喉はがらがら、くしゃみが止まらなかった。
ルーシーの家に練習に行ったあとはとても疲れた。それでも栄養のあるものが食べたかったので、食堂に行ってターリを食べ、帰りにインターネットカフェへ。
 家に戻ってから今日の復習をしていると、あっという間に夜になってしまった。晩ご飯を食べに来るようにルーシーに言われていたのだけど、いつもご馳走になってばかりいるのも気が引けて、たけのこご飯とあさりの味噌汁を家で作った。日本食がたっぷりあるので、快適快適。


 やはり衣住食は大切だ。衣には全く困らないのだが、住と食が厳しい。今、一人で住める家を探しているのだけれど、やはり外人女性一人というのはなかなか貸してもらえないらしい。何部屋もある家はすぐに見つかるのだが、掃除が大変だし家賃も高い。マンションでは思いっきり練習できないし、安全な地域でなければそれこそ命に関わってくる。いいところはすぐに借り手が決まってしまうし、インド人でさえ探すのに苦労しているという話を聞く。
 贅沢言ってる場合ではないか。踊りが好きなだけ習えるだけでも幸せだと思わなくては。