今日から3日間、毎朝犬の散歩に行っている近所の公園で「万葉まつり」というのをやっている。1週間ほど前から池の上に毎年見かけるこの舞台を設置し始めていたので、楽しみにしていた。

 これは3日間かけて万葉集の全作品(20巻4,516種)を読み上げるというもので、2,000人以上の方々が順番に2~3首ずつ詠んでいくのだ。今年で19回目らしいのだけど、前もって募集しているので希望者は誰でも参加できるらしい。


 詠い方は自由なので、本格的に詠む人、棒読みな人、ロックな人、応援歌風な人、様々である。上の写真は亡き池田満寿夫さんの奥様、バイオリニストの佐藤陽子さんなのだが、まさにオペラな感じだった。この後フランソワーズ・モレシャンさんが出てきて、フランス語で訳したものを詠んだりしていた。(毎年著名人は最初の方に出てくる)

 私は短歌は詠んだことがないのだけれど、6年前に1度日舞を踊らせてもらったことがある。(途中に芸能発表があるのだ)

 いつかインド舞踊でも踊れる日は来るだろうか。舞台、揺れそう・・・。

 




 いつもの散歩道が幻想的な感じに。




 夜通しやっている。(この時舞台にいたのは消防団の方々)

いつか夜中の3時とか4時に行ってみようと思っているのだが、なかなか実現しない。今はケーブルテレビでも放送されていて、夜中の方が笑えるものをやっている。


 ちなみになぜ万葉集なのかというと、奈良時代に万葉集の歌人の一人「大伴家持(おおとものやかもち)」が国守としてこの地に5年間滞在し、220余首を詠んだという由縁からである。