今さらながらハマっているビックル。あまり売っていないので、見つけると飲んでしまう。

 最初に発売されたのはもう15年ほど前になると思うけれど、当時CMで「グビグビックル」と言っていた坂井真紀さんに似ているとよく言われたので、勝手に親近感を感じている私なのである。



 今日は生まれて初めて能と狂言を観に行った。先週のフラダンスと同じ会場だったのだが、会場の平均年齢がさらに10歳ほど上がった感じだった。


 能というのは昔の貴族の楽しみのために作られていて、教養のある貴族達の心をつかむために短歌や漢詩などが所々に織り交ぜられているという。今日の演目はそういう中でもわりと難しめのものだったらしく、解説がなければおそらく全く意味が分からなかったと思う。

 能の前に舞や狂言で2時間半もあったので、能の最初の部分でだんだん意識が遠のいてきて、少し眠ってしまった。狂言は分かりやすくて面白かったし、仕舞や舞囃子もまあまあ楽しめたのだけど、能だけはいくら集中しようとしても睡魔が襲ってきてダメだった。


 歌舞伎のように、若い世代の人達が出ることはないのだろうか。今日舞台に立っていた方達のほとんどは、60~70歳代だと思う。客の入りもいまいちだったし、このままではどんどん伝統芸能は廃れていってしまうのではないだろうか。私が心配しても仕方がないのだけれど、もともと伝統芸能というのは一族で引き継いでいくものだったというところにも問題があるのだろう。今は興味がある人達にはどんどん門戸を開いているようだが、このような特殊な分野に若い頃から興味を持つ殊勝な人間は、そんなに簡単には見つからないと思う。


 今日の能楽を観て、インド舞踊が日本舞踊に影響を与えたという話は本当かな~?と思った。(以前習っていた先生が言っていたのだけれど。)

 私は今まで日本の伝統芸能というものを色々観てきて、日本舞踊はもっと独自に発展したもののように思う。


 もちろん足の運びが似ているものがあるという共通点はあるのだけれど、足の動かし方なんて偶然同じようになるということはいくらでもありうることだと思うし、それ以外に「これだ!」という共通点は見当たらない気がする。だいたい足の動かし方が同じでも、裸足なのと下駄を履いているのでは意味合いも全く違う。

(オリッシーに出てくる歩き方と花魁道中の歩き方が同じだと言うのだが、花魁道中は、下駄が重くてああいう歩き方になったのではなかったっけ?)


 やはり自分でちゃんと調べないと、人からの情報をそのまま人に流すのは危険なことだと思った。なので、もしなにか間違った情報を私がこのブログに書いていたら、どんどん指摘してください。m(_ _ )m