すっかり地元ネタばかりになってしまったこのブログだけど、今日も地元がらみのお話です。


 最近、地元で食べられる魚の味が落ちていると思う。写真は某回転寿司のランチなのだけど、久しぶりに食べに行ってびっくりした。正直、美味しくない。ここのお店、2、3年前はすごく美味しかったのに・・・。だけど安いせいか、それなりにお客さんは入っていた。


 回転寿司というのは職人さんの入れ替わりがけっこう激しいらしく、美味しかったお店でもすぐに味が変わってしまう。地元にはいくつも回転寿司があるのだけど、ずっと評判のいいままというお店はなかなかないように思う。


 東京にいるときの私の自慢は、地元で取れるお魚が美味しいということであった。だけど、最近は東京でも行列ができるほど流行っている回転寿司もあるようだし、全国から新鮮で美味しいお魚が集まってきているようだ。

 逆に、私たちは地元にいるのになかなか地元のお魚が手に入らなくなってきた。スーパーに行っても、他の地方で取れたお魚が目につく。もちろん、近くの港で朝取れたばかりの新鮮な魚介類が並んでいることもあるのだけど、昔はもっと地元のお魚が多かったような気がするのだ。


 聞いた話では、いいお魚は高く売れるため、いい買い手のつく市場に送られてしまうそうなのだ。漁業界も経営不振で、色々な策を練らないと大変なのかもしれない。それに、地球温暖化とか何かの影響で、魚が減ったなどということもあるのかも。あとは、ブランド魚というものが有名になったりとか・・・。「氷見の寒ぶり」なんて、東京にいても色々なお店のメニューで見かけた。


 マクロビオティックの考え方では、人は自分が住んでいる場所の近くでとれたものを食べる方が体にいいらしい。確か遠く離れれば離れるほど、あまり良くないとされていたと思う。東京に住んでいる人の場合、千葉とか埼玉で取れた野菜を食べる方が、北海道や九州の野菜を食べるより体にいいのである。それが本当かどうかは分からないが、小さい頃から慣れ親しんだ味を食べることが、人にとっては一番ほっとすることのような気がする。


 今日父親が、他に美味しい回転寿司のお店があると言っていたので今度行ってみようと思う。