日本に帰ってからほとんどテレビを観なくなった。

その代わり、ネットをしているとあっという間に時間が過ぎていく。踊りやインド関係のものを読むのがほとんどなのだけど、今日はさくら剛さんのインド旅行記にハマってしまい、止まらなくなってしまった。そして死ぬほど笑った。http://www.sakusha.net/indoryokouki/index.html  



 久しぶりにインド料理が食べたくなり、自分で作る。

インドではずっとマスタードオイルを使っていたので帰ってくるときに1本買ったのだが、液体物なので空港で没収されそうになった。「これで何を作るんだ?」と聞かれ、適当に「アルー・ゴビ、かなぁ?」と思いついた名前を口にすると、とても感心されてOKにしてくれたのだった。本当はクミンシードも検疫で引っかかるかと思ったのだが、今回はチェックなしで通れたので大丈夫だった。私はアジア方面への長期旅行が多いせいか、ほぼ毎回スーツケースの中までチェックされるので、写真のマスタードオイルとクミンはとてもラッキーだった。私にはこの2つさえあれば、インドの味は簡単にできる。


 本当はじゃがいもとゴーヤの炒め物が作りたかったのだけど、ゴーヤが古くなっていたので代わりにピーマンを使った。それに、なすのチャツネ。固めのおかゆに水を注ぐとポカロっぽくなるので、それと一緒に食べた。ルーシーが持たせてくれたミクスチャー(ナムキーン)がどこかに行方不明になってしまって食べられなかったのが残念だったけど、あれをうちの親が見たら絶対に食べなかったと思う。言ってみれば、おかゆにベビースターをかけて食べるようなものなのだ。

 素材が違うのでインドで食べるのと全く同じ味にはならなかったけど、それでも久々のインド料理はおいしかった。